コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ。(画像はクリックして大きくして見て下さい。)

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近年のバリ島滞在は空港がある南部クタの街でバイクを借りてはすぐカランガセム方面へ向かってはアグン山の麓を辿りアバン地域に腰を据える。 友人や知り合いが多いと言うのも理由の一つだが、それ以上にバリ島南部エリアの平地からなだらかに登るかのようにベサキ方面を目 ...

シデメンのタボラ集落で近場をバイクで行き来する以外は何もする事無くただただ「沈没」して数日過ごしては、天候を見計らってブサキへ向う。ただ大通りに出て向うだけでは面白くも無いので、急な坂の農道のようなシデメン村内の小さな集落をシデメン→トゥボラ→タンクパニ ...

本土中国の雲南省は首都北京から鑑みれば遥か彼方(故に「雲の南」との揶揄)の辺境で、実際に首府昆明から西双版納までは未だ鉄道が轢かれていない。 必然的に主たる公共の交通機関は「「長距離バス」で高速道を利用して移動する」のが一般的だ。 それでも日に数本しかな ...

2012年の夏、マカオから珠海の空港を経て赴いた中国最南端で最新の省「海南島」。首府は北側の港町「海口」だが経済的中心地は南側の港町「三亜」。観光地としての集客もある三亜市は急激な土地開発による新旧の建物の同居加減がチグハグで奇異な町並み。地図上ではそんな表 ...

ラオスと国境を接する中国雲南省南端にある「磨憨(モーハン)」。朝飯でも喰らおうと町をうろついていると一軒の建物からぞろぞろと出でてくる制服姿の人々。何事かと思いついて行くと早朝の「口岸(国境)」オープンの時間らしく、大行に国旗掲揚などしてから国境線上のバ ...

本土中国最大の少数民族「壮族」の自治区「広西」。その南端。ベトナムと国境を接する街「憑祥 (凭祥・ピンシャン)」のバスターミナル周辺をバス待ち時に散策した2009年の夏。ここ数日、僕にとってフォアビドンの2009年のファイルを処理中wしばらく2009年ネタの連投になる ...

2012年前半にベトナムのホーチミン(サイゴン)からカンボジアのスバイ・リエンへツーリング旅した時の陸路国境。観光客がレンタル・バイクでの陸路国境越えだったり、カンボジアのアライバル・ビザ取得だったりと、何かと面倒くさかったボーダー。サイゴン市内からここに来 ...

今年の1月、ほぼ20年ぶりに訪れたインドネシア辺境離島の「Belakang Padang (ブラカン・パダン)」。20年前の記憶をたどって、当時島唯一の宿「Penginapan Belakang Padang」を探したけれどその面影さえもなく、結局現在島唯一の宿「Budi Penolong Inn (ブディ・ぺノロン・ ...

中国雲南省の辺境エリアには鉄道が引かれていないので、必然的に移動は長距離バスになる。近年は高速道の整備に伴いそれほどの時間を要さなくなって来たが、僕がこのエリアを初めて旅した頃は高速道路など無く(建設途中)、逐一「バイパス」と言う名の農道を何十時間もかけ ...

仕事を終えて帰宅し音楽を聴いていたら23時過ぎていた。と言うわけで事実上の「INTERMISSION」。今、仕事中の「雲南省の辺境」で撮った画像の使い古しを羅列して。少数民族度の未だ高い中国華西部のビルマ国境近くの村。子供たちの笑顔はその地域の暮らしの幸福度を鑑みれる ...

中国雲南省南西部のどん詰まり。ビルマ(ミャンマー)と国境を接する町「打洛(ダーロウ)」中心部から、バイクを借りて訪れた口岸(国境)。その途中には両側に畑が広がり、畑を貫く街道脇には街路樹が植えられて、その木々や葉がアーチのようになっている。ビルマとの国境 ...

カンボジア東側の辺境町「スヴァイリエン」滞在時に日がな通ったホテル前の個人商店。夜間営業している飲食店などほとんど無い町で、夜呑みにも利用した。夜が更けまくっても屋台は親と共に子供が働き、個人商店の客席にも子供たちの姿が絶えない。こんな発展途上国の辺境の ...

 たくさんの笑顔と会話があり、ローカルと異邦人との距離がこれほど近い街に未だ訪れた事があっただろうか。町の匂いやローカルの笑顔や好奇心や。今すぐにでも赴きたくて、日々暇があれば都合の良いチケットを検索している。恋焦がれる場所。恋焦がれる日々。今は。シック ...

もうしばらくブラブラしたかったが、仕切り直してまでももう一度ゆっくり腰をすえて撮影したい素材の場所が脳裏を絶えず横切ってしまい帰国した。十分な時間があっても移動に費やす時間が無駄に感じて仕切りなおす事にした。僕はどうもフィリピン・ヴィサヤのマクタン島にあ ...

フィリピン辺境田舎集落の中心部を、日も暮れ切った闇夜を伝い小一時間も撮影していると老若男女問わず「ハロー」から始まっては「どこから来た?」だの「どこに泊まってる?」だののインタビューの連続。 そんなローカルの好奇心に応えるついでに写真を撮らせて ...

セブ島の中心地セブ市内から赴くにはどう急いでも半日はかかるだろう「マラパスクア島」。日本ではダイバー以外に知る人もいないだろうけれど、ドイツ・オランダを中心に、ヨーロッパでは結構な知名度。「リゾート」って概念は「何もしない」ために滞在する事で、何もしない ...

 スヴァイ・リエンから陸路ツーリングでベトナムに戻る道すがらで見かけた風景いろいろ。 思ったより遠かったサイゴンからスヴァイ・リエンまでの帰り道。荒いアスファルト舗装の道からバイクを通して伝わる微振動が、長距離のツーリングで腕を痺れさせる。未だ無数の地雷 ...

絶えずこんな場所にいて、こんな(金にならない)写真を撮っていたい。これからの(残り少ない)人生の中の「ライフ・ワーク」として、一年に一ヶ所は「行った事の無い国」に赴こう。好奇心を振り絞ってwシックスサマナ 第22号 そうだ、刑務所へ行こう 人生丸ごと断捨離せよ ...

明けましておめでとうございます。3年ぶりの「あけおめことよろ」です。特にコメントは無いですが、画像は昨年夏に宿泊したフィリピン・セブ島・カトモンの宿のプライベートビーチで早朝に。シックスサマナ 第22号 そうだ、刑務所へ行こう 人生丸ごと断捨離せよ! [Kindle版] ...

(昨日の続きの)雲南省西双版納タイ族自治州の辺境「勐混(モンフン)」や「打洛(ダーロウ)」のメイン・ストリートで見かけた放牧途中の飼い牛たち。長閑で平和な風景。中国華西辺境早朝の安定。疲れているなw明日は放牧中の飼い牛、エントリーしますwシックスサマナ 第 ...

雲南省西双版納タイ族自治州の辺境「勐混(モンフン)」のサンデー・マーケットで目にした少数民族女性の普段着のカラーリング徒然を確認するエントリーw中国国内で「雲の南」とまで言われる雲南省の辺境少数民族自治州。その中でも最も少数民族度の高いと思われるタイ族自 ...

2009年に行き来した中国・ベトナム国境地域。旧中越国境線中国側。 現中越国境中国側。現中越国境ベトナム側。旧中越国境中国側出入境イミグレ。現中越国境中国側検疫境。現在シルバー・ウィーク前繁忙時のため、ほぼ死んでます。明日さえ乗り越えれば木曜日までランチるだ ...

インドネシアのジャワ島とバリ島を分かつ「バリ海峡」。  両島を繋ぐフェリー上で。 ジャワ島バニュワンギ郊外の港町ケタパン。 バリ島ギリマヌク港。 この時はマジで脳内で海援隊の「思えば遠くへ来たもんだ」が ...

セブ島一周ツーリングの初日に宿泊したカトモン(Catmon)の宿のラウンジで先輩方に強くサジェストされた「時間があるならバイパスを行かずに(細道の)海岸沿いの道を北上すると良い」との言葉をリスペクトしては走った辺境路。なんでも無い東南アジアの辺境の風景だが、東 ...

フィリピン・セブ島一周のツーリングの道すがらで、夕方トレド(Toledo)に着いてはホテルにチェック・インしては一休みしたらもう夜。夕飯(夜呑み)出来る場所を探しては夜の市場周辺を散策。「貧」の割合が多いながらも、同じ街中で「貧富の差」を肌で感じられる、夜にな ...

沖縄本島の離島「渡嘉敷島」の集落である「渡嘉志久」にある「とかしくビーチ」。渡嘉敷島のビーチを語ると話題になる事の多い「阿波連ビーチ」から数キロほど離れた場所にある、それほど観光地化されていない穴場ビーチ。どこから来たのか、4月の初夏の気候の中、白人女性た ...

先月のフィリピン・セブ島をツーリング時に、バイクを停めては一服入れた「タブエラン」の郊外、バイパス沿い。日々垂れ込める新宿で目にする風景とは違いすぎるのに目がついて行かないw親父の実家に似た風景にチト望郷の念が顔を出したり。風に乗って草の匂いがする。アル ...

中国雲南省モーハンと陸路国境を接するラオス・ボーテン。この国境には当時2〜3キロほどの緩衝地帯があり実行支配はラオスなので、入境ビル(?)前には野菜売りのローカル露天が店開きwボーテンはラオス側国境線上に広がるスラムのみで出来たかのような場所だった。そのス ...

一昨年の春先にベトナムのホーチミン(サイゴン)でバイクをレンタルしてはツーリングで訪れたカンボジア東部。鏡面のように管理・維持されたベトナムのバイパス路からイミグレ超えてカンボジアに入ると、路面は粗いアスファルトのでこぼこ舗装の道になる。時間も押しては夕 ...

フィリピン・ヴィサヤ地方セブ島の西岸のバイパスをバランバン(Balamban)からトレド(Toledo)に向ってのツーリング途中で眼に止まった「マタブ-アン(Matab-Ang)」のパブリック・マーケット。一度は通り過ぎたもの好奇心には勝てずにUターンしては向った。皆商売や買い物 ...

常夏の発展途上国の片田舎の路上から眺める市井の日常。ただただ乱雑に画像のみでw詳細は明日にでも。いつもの場所から。かなw シックスサマナ 第19号 こじらせタイワン あなたを不安にさせる台湾 [Kindle版]クーロン黒沢(著)、コイワカメラ(巻末グラビア・写真)SIXSA ...

沖縄の離島、渡嘉敷島阿波連集落メインストリートの北側に位置する「新垣商店」。阿波連集落唯一の「商店」で、しかしながら営業時間は朝7時から夜9時まで。「日本国内の商店でこの品揃えかよ!」 と思いながらも、辺境離島の離れ集落にしてはなかなかの品揃え。阿波連滞在中 ...

「ティブビユでショッピング」とは言っても、集落内の歩いて行ける場所には2軒ほどしか「マーケット(パサール)」は無いし、その品揃えと言っても.......国内外で市場を撮るのが好きなのだが、ローカルに伺って目指した「市場(マーケット、パサール)」ってばwまぁ「市場 ...

昨日は「ギブ!」と思いながらもエントリーしたけれど、今日も今日とてハードな仕事が2日も続くとマジで「ギブ!」。明日は楽できるかな。という期待をもとに、今日も手抜きで。2007年の3月7日に撮影した、サンデー・マーケットで有名な雲南省勐混(モンフン)の市井の商店前 ...

バリ島南西、タバナンの南、クランビタンの斜にある「ティブビユ」村。辺境村の人影少ない霞む早朝の風景。長期滞在しても東洋人に会う事も、すれ違う事さえも無かった2008年。ロンリー・プラネット以外では未だ紹介される事も無いようなので、未だこの風情を保っているのか ...

2007年と2010年の2度訪れては未だ僕自身の「高飛び場所候補NO.1」のガンランバ。正確には「中華人民共和国雲南省西双版納傣族自治州景洪市勐罕鎮橄欖壩(中华人民共和国云南省西双版纳傣族自治州勐罕镇橄榄坝)」。Dailymotionで、以前「NHK」で放送された「世界ふれあい街歩 ...

今年の1月末に行ったばかりなのに、ことさらにあの青空の下で過ごしたい気分マックス。多分に東京の初春と晩冬を行き来する気候に辟易しているのかなぁw別にフィリピンでなくても良いのだが、近場で「灼熱の陽の下」ってのはグアム・サイパン・パラオ・フィリピンあたりしか ...

 スチル画像を撮影する事が一番好きだが、それ同様に画像を編集するのも大好き。だからこそ、未だにフィルム・カメラに固執したり低画素のデジカメやトイカメを「次の旅にはどのトイカメを持って行こうか」と考える「旅のインターバル」時。次の旅の予定はほぼ一ヵ月後。た ...

三宅島空撮(2014年11月)シックスサマナ 第16号 人生一度は秘境をさまよえ! [Kindle版]クーロン黒沢(著)、コイワカメラ(写真)SIXSAMANA2014-10-16 4TRAVEL B級グルメ HONG・KONG MACAO macau TAIWAN とりあえずビール とりビー アメッド アメド アメリカ インドネシア ...

亜熱帯に位置する景洪(ジンホン)は年間を通して昼間は30℃以上になる事が多いけれど、高地にあるため朝・晩は吐く息が見えるほど冷える。また太陽が照る昼間でも、日陰に入るとひんやりとして過ごしやすいのも事実。 路上で一日のほとんどを過ごすことが当たり前の屋台の ...

ここ最近、2011年の「バリ島バイクで一周旅」の画像をいじっているのはご存知。近辺の行き来が多く、この2年まるっとバリ島に行ってないorz行けるなら次は西岸エリアをゆっくり走りたいなぁ。「クタ(Kuta)」から裏道を「タナ・ロット(Pura Luhur Tanah Lot)」経由で「タ ...

西双版納タイ族自治州の州都でもある景洪(ジンホン)。大都市でありながら街中の目抜き通りには椰子の街路樹が植えられ、その下を少数民族の人々が闊歩する、南国風情の色濃い街だ。昆明ほど漢民族度は高くなく、かと言って田舎風情でもない。旅行者にとって過ごしやすい街 ...

2007年4月現在、ミャンマーと中国の陸路国境は公式には開いていない。(ツアーに限って、徳宏タイ族ジンポー族自治州の姐告口岸から出入りできるが。)ここまで来てどうしても国境越えに諦めが付かず、打洛(ダールオ)の中心街にたむろっているバイタクの連中や、宿のおばさ ...

今年6月に「高飛び」した、フィリピン・セブ島の辺境離島「マラパスクア」。何故かは分からないが、結構な「ドイツ系」観光客の姿が多い。そんな彼らを避けるわけではないのだが、中心部からチト離れた(しかしながら港から一番近い)場所にある「テパニー・ビーチ・リゾート ...

フィリピン・セブ本島から辺境離島であるマラパスクア島へ向う「サンパン(木っ端船)」。15人ほど乗り込むと海水が入りそうになるほど沈んで、波の高い場所では実際に浸水wぱっと見、7〜8ヶ国の民族を乗せて中型の漁船に乗り換えるまでの5分ほどは正に「ノアの箱舟ビサヤ版 ...

中国南西の端。 どん詰まりの本当の辺境。目と鼻の先はミャンマー。「貧」としか例えようの無い街。だけど活気だけはあった。公式の国境である「打洛(ダールオ)口岸」は現在開かれてはいないものの、地元の人たちは山の中の国境を自由に行き来してはささやかな国境貿易が ...

西双版納にはたくさんの仏教寺院、仏閣、仏塔などがある。それらは本来地元の人々のために建てられたものなのだが、今やその多くが観光資源としての側面をもつ。有名なのは曼飛龍(マンフェイロン)村にある「曼飛龍仏塔」や、景真山にある「景真八角亭」などがそうだ。ここ ...

情報が無い!もしくは錯綜。日本を出る前に読んだガイド・ブックに書かれていた内容には、この街にはまともに泊まれる宿は皆無とのこと。(一軒しか無い、と書かれていた物もある。)サンデー・マーケットを見るには前日に勐海(モンハイ)に泊まり、早朝バスで向かうのが良 ...

西双版納最大規模とも言われるサンデー・マーケットが行われる事で有名な勐混(モンフン)。交通機関の発達や高速道路などのインフラの発展により、その規模は実際には噂ほどではない。今やこの地域一の大都市勐海(モンハイ)まで車で一時間足らずで行く事ができるのだ。売 ...

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