コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ

タグ:萬華

6年前の2016年の今日。僕は台湾・台北の萬華にいた。今や台北での常駐場所となった萬華だけれど、まだこの頃は定宿などなく行きつけの食堂も無く顔見知りさえいない頃。朝起きては龍山寺まで散策しては拝んでみたり、その後は東三水市場まで向かっては朝飯食えるとこ探した ...

都内での仕事を終えて深夜便で台湾・台北に向かう。近年お気に入りの台北の街「萬華」の宿に到着したのは深夜3時前。いつも呑んだくれる「梧州街夜市」など既に朝食の準備の様相でつまみになりそうなものは見つからず「全家」で酒とつまみを買い込んでは宿に戻って「部屋呑み ...

台湾・台北南西にある龍山寺周辺には殊更に夜市が密集し、今まで「艋舺夜市」を形成する「華西街夜市」や「広州街夜市」「梧州街夜市」をネタにして来た。 これらが所謂「艋舺夜市」と呼ばれる夜市群なのだが龍山寺を挟んだ西昌街に夜な夜な開催される「西昌街夜市」 ...

台北市内の西南端。 新店渓に接する「萬華(艋舺)区」。 龍山寺の西側で毎夜開催される夜市の集合体「艋舺夜市」の中でゆっくり座って飲食出来る露店夜市が「梧州街夜市」。近年の台北滞在のアジトと化している「台湾の歌舞伎町」とも揶揄される、台湾でも珍しい治安 ...

台湾台北最大のパワースポットとして名高い「龍山寺」周辺は夜市(ナイトマーケット)のメッカだ。 その中でも寺西側の「艋舺夜市」はいくつもの夜市の集合体で、以前ネタにしたアーケード街スタイルの夜市の「華西街夜市」、フードコート式に腰を据えて飲食出来る露店 ...

台湾台北で西、台湾一のパワースポットとして有名な「龍山寺」のある「萬華(艋舺)区」は夜市(ナイトマーケット)の密集地でもある。 華西街観光夜市や広州街夜市、梧州街夜市などが連なる「艋舺夜市」がその中心で、その中でも「華西街観光夜市」はほとんどのガイド ...

「台湾の歌舞伎町」と揶揄される萬華(艋舺)区は台湾でも有数のパワースポットである「龍山寺」があり昼間は内外からの観光客で賑わうエリア。 夜は4〜5ヶ所に夜市(ナイトマーケット)が開かれ、それぞれが交差しては大規模な夜市の様相を毎夜見せてくれる。しかし ...

昼間は龍山寺、夜間は沢山の夜市でほとんどの通りが埋め尽くされる台湾・台北・萬華区の南側の繁華街。夕方過ぎの広州街北側はたくさんのローカルが雑貨や飲食を求めて行き来する「夜市エリア」なのだが、南側はローカル・マフィアが縄張る昔ながらの「風俗エリア」だ。 ...

10年前に訪れた「九份幻想」を引きずって数日滞在し、若き日の薄い思い出を思い起こすため萬華で過ごす11月末。晴れればこの時期でも台湾は半袖で過ごせるほどの南国で、むしろ日本の晩春のような過ごし易い季節。山岳部に位置する九份はさすがに朝晩はロンTが必要なほど涼 ...

現地深夜発の帰国便に乗るため「この晩の『呑み』は無しかな」なんて思いながらも、とりあえず宿周辺を散策に出ようとすると不意にホテルのフロントで呼び止められてはホテル・スタッフのBBA 2人から「鶏のから揚げ」を3〜4本いただく。一度自室に戻って1本だけ喰らい「こ ...

早朝にガッツリ喰らった上にその数時間後にブランチもガッツリ喰らっては、食後にまったりカフェラテなどを嗜んではランチを喰らうタイミングを失って遅めのコンビニ・ランチ。宿近くの「歓楽街・三水街」を散策・撮影してはその足でコンビニに寄って買い込み。宿に戻ってゆ ...

朝飯で食らった「魯肉弁当」では「腹八分目」なので、少しだけ「腹ごなし」の散歩をしてブランチの探索。以前の滞在時の朝飯時に食らった「高菜飯」屋の「排骨湯(パーコータン)」がスッキリ旨だったので再訪。腹ごなしの散策で「新富・水三街市場」を散策。以前来た時より ...

前夜の「夜呑み」時のつまみの量が足りなかったのか、閉めに何も食わなかったからなのか、空腹で目覚める。「おめざ」の、台湾特有の「シャンプー容器入りドリンクw」を飲んで一服し近場の飯屋に足を運ぶ。ワンパターンの「魯肉飯(ルーローファン)」と何がしかのスープか ...

日が傾き始めては夜市(ナイト・マーケット)の始まった「華西街」に出て、数多ある按摩店から愛想の良さそうな店員のいる店を選び全身マッサージの後足つぼマッサージの施術で数時間つぶす。宿の自室で一息ついてから再度夜市に出向いては「梧州街」のいつもの店でつまみを ...

結構ガッツリ朝飯を食らってしまったので、ランチ直前にオープンする「四方阿九魯肉飯」 のオープン前に店を覗くとスタッフに店内で食うか持ち帰りか聞かれ「店内で」と告げると店内へ促される。店頭に置かれているオーダー・シートを手にとって着席し「魯肉飯(ルーローファ ...

深夜遅く到着しながらもしっかり呑んでは早朝4時半ころに寝付いては、予想していたより早めに目覚めた朝8時過ぎの台北・萬華。エアコンの効いた室内から戸外に出ると朝から熱帯の真夏日和の7月中旬。路上夜市が行われる「梧州街」側に出ると、おもむろに浴びる熱帯の紫外線と ...

昼間の仕事を早めに切り上げて成田空港に向い、夜10時の台北・桃園空港行きのフライトで到着は夜中の2時ころ。台北市内へ向うリムジン・バスに乗り込んで、宿に荷を下ろして「梧州街夜市」に向ったのは夜中の3時ころ。オープン時は通りをギッシリと埋め尽くす屋台や露店もこ ...

タイワニーズ・スウェディッシュの「劉漢威(Hakon Liu)」が監督した映画「霓虹心(Miss Kicki)」のロケ場所になった事で、台湾・北欧映画マニアには夙に有名な「古山園旅社」。『「The Thieves (盜賊同盟)(Korea 2012)」,「Aazaan (India 2011)」, 「Isabella (伊莎貝 ...

 夕方から深夜・朝方まで「夜市(ナイト・マーケット)」になる事で有名な台北・萬華エリアにある「華西街」。周辺に「花街」があることから精力剤としての「蛇料理屋」や「亀料理屋」などが軒を連ねる奇異な夜市ながら、同じ軒に格安激旨の「海鮮料理屋」や「担仔麺」の店 ...

早めの時間に朝飯を食らったので、2度目の朝飯と言うかブランチと言うか早めのランチと言うか、を食らいに「西昌街」で営業しているであろうチャーハンと排骨湯の露店へ向う。オープンしているのを確認してとりあえず「東三水市場」を散策して「剝皮寮」を横目で見ながら「西 ...

近年の日本ではカフェやコーヒーショップのみならずコンビニでも格安で淹れたてのコーヒーが飲めるとあって、街中やオフィスなど至る所で利用される様子が見られる。 僕は真冬でもアイス・コーヒー一辺倒なので身近な自販機専門で、あまりカフェは利用しない派で、海外 ...

日本の生活で溜め込んだ疲労をデトックスするかの如く、全身マッサージと足裏マッサージを2時間ほど施術してもらい、その足で梧州街夜市のいつもの店へ。 行き付けのこの屋台では酒類の販売は出来なくなったらしく、呑みたければB.Y.O. しなければならなくなったけど ...

起き抜けに「全家(ファミマ)」でおめざを買い込み、ダラダラと宿の自室で過ごしているとブランチにちょうどいい時間。 台北一美味いと言われる「四方阿九魯肉飯」のオープン待ちして魯肉飯と饂飩(ワンタン)麺のブランチ。 足りなかったら買い置きのカップ麺でも、 ...

1年半前にここで過ごしたのがなまら楽しかったので、久しぶりに(タイトな日程を縫って)「台湾の歌舞伎町」と揶揄される台北・龍山寺西側の萬華に来た。 ホテルにチェックインして街中に出たら既に深夜・早朝3時。 夜市も既に「朝メニュー対応」の店か、 朝食の店が ...

目的地に到着してやっとネットに繋がった。 今まで何度も仕事終わりで成田に前乗りしては翌早朝のフライトに乗り込む事はあったけど、仕事終わりの当日夜に飛ぶのは初めてだ。 目的地が近場で、仕事終わりに乗り込めるフライトがあったからこそだが。 まだ空港内 ...

雨模様の九份から台北に下山して龍山寺で有名な「萬華(万華・艋舺)」にアジトを決める。治安の良い台北市内にありながら、夜間の外出時は男性でも一人歩きは厳禁と言われる萬華だが、大き目の路地は「夜市」で埋め尽くされて気をつけるのは「スリ」ぐらい。しかしながら一 ...

泥酔して寝付きながらもスッキリと目覚めた台湾・台北・萬華の朝。この日は日本に帰国する日なので朝からバタバタと準備しては相変わらずのスタバのフラペチーノだけ飲んでは喫煙所へ行き来する。宿から地下鉄を乗り継いで台北車駅に向かい、始発の空港行きバスに乗り込んで ...

夜も9時前になり戸外に出ては周囲を散策する。宿の周辺は軒並み「夜市」に囲まれてはお祭気分。広州街から三水街に入り込み西園路から広州街に戻り、とりあえず「西昌街夜市」を流し見て「広州街夜市」を伝い「華西街夜市」を散策して結局昨夜と同じ「梧州街夜市」の昨夜と同 ...

萬華(万華(ワンファー)、艋舺・分甲(バンカ))のいかにも「艋舺(映画)」の舞台になりそうな路地裏を散策・撮影して時間は午後3時。あまり早めにランチを摂ったので午後のこの時間になって無性に腹が減り始める。まぁ、朝食も昼食も普通の一人前づつしか喰らっていなか ...

朝食時に横目に見た「剥皮寮」を見物に出かけたついでにチト早や目ながら吉野家で2日続けてのランチ。朝食が僕にはチト少なめで、その後おやつも喰らっていなかったので。前日に吉野家でランチした際に目にしたメニューの中に「親子鶏肉丼」の表記があったのでオーダー。出て ...

前夜に夜市で痛飲した割にはすっきりと目覚めた台湾・台北・萬華(万華(ワンファー)、艋舺・分甲(バンカ))の朝。旅先の朝の目覚めにいつも飲む「スタバの瓶入りフラペチーノ」を口に含みながら宿1階の喫煙所に向う。一息ついて戸外に出ては朝飯需要のために既にオープン ...

日本人観光客にもおなじみの「龍山寺」周辺は「萬華(万華(ワンファー)、艋舺・分甲(バンカ))」と呼ばれ、その昔「台北の歌舞伎町」と言われるほどの歓楽街だった。その雰囲気はいまだ路地裏に入ると垣間見られては、この街だけが台湾の中で特殊な扱いを受けている事が ...

朝の天気しだいで予定を変えようと思って寝付いて起きた九份滞在3日目の朝。この日も雨模様で滞在中一番不穏な空模様。本来は九份をベースにバイクをレンタルして周辺の集落を巡ろうかと予定していたのだが、着いた日から秋の長雨よろしく天候が好転しない。九份はもともと山 ...

先月訪問した台湾・台北市・萬華には三水街という歓楽街があり、その中にいかにもタバコに詳しくタバコ好きそうな店主が経営する(基本的にはカートン売りの)タバコ屋があり、滞在中は昼に夜に日に何度も訪れては何種類ものタバコを日本に持ち帰ったりその場で吸ったり。  ...

新富町(しんとみちょう)は、日本統治時代の台湾における台北市の行政区画。一丁目から五丁目までで構成された。おおよそ龍山寺の東方に位置する。台北における古い街道のひとつで、町内には万華駅がある。現在の万華区広州街、康定路、和平西路等が新富町に含まれる。 (W ...

このシリーズは僕の主観を排するためにテキストはWiki 系から引用し、画像は僕のオリジナルです。台北市における萬華地区の歴史的背景や、それに基づく現在のあり方などは日帝占領時代の影響も大きく、言葉で表現できるものではない。そんな背景を踏まえて、今現在のリアルな ...

昨夜酔ったついでに三水街の中にあるタバコ屋(僕が台湾で見た中で一番の品揃え)にタバコをまとめ買いした帰り道。 ひとりの老齢のピキに捕まり「とりあえず見てから」とほだされ連れて行かれた三水街路地裏のとあるKTV部屋。 ショートの施術値段はTW$2000(JPY6500 ...

今夜も昨夜と同じ夜市の屋台で呑んでいる。 店頭を通ると店の若い衆が僕を覚えていて、促されては昨夜と同じ席へw 昨日は「華西街観光夜市」と「広州街観光夜市」の交わる場所と書いたけど、正式には「梧州街観光夜市」なのだろう。 ...

今日「11月11日」は、日本では「ポッキーの日」韓国では「ペペロ(ポッキーのコピー商品)・デイ」中華圏では「光棍節」と言われる。 日本や韓国のそれは、多分今日は両国のマスコミなどで何度もネタにされているだろう。 光棍節はチト違い「独身男性が自分へのご褒美 ...

ここ「萬華」に初めて訪れたのは1991年の旧正月。 当時僕も若く、この街の事情や歴史的背景も知らずに、ただただ一観光地として通り過ぎただけのまま25年もの間再訪しなかった。 今回再訪して、この街にこんなにも活気と喧騒と笑顔があることを知った事に今更ながら恥 ...

台北に戻り「萬華」にいる。 台北の諸事情を知る人には「コイワカメラらしい」投宿先だと理解してくれるだろう。 1991年に元台湾総督の陳水扁が台北市長になり、台北市内から花街を一掃したが、唯一残った残骸がこの街の「三水街」にある。 昔を偲ぶ客層の年老いた旦 ...