コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ

タグ:荷蘭園

僕は部類の「海南鶏飯」好きで、訪澳時の創生期にはまだ街中にたくさんのタイ料理店があり、ランチはそこでよく海南鶏飯(タイでは「カオマンガイ」)を食らっていた。マカオが世界遺産登録されるころまではカフェエナタの近所にもタイ料理店が数軒あったし雀仔園向かい側の ...

亞卑寮奴你士街 (荷蘭園二馬路) (マカオ・ストリート・ストーリーズ10)2006/07 - 2006/08たくさんの外国人が生活するマカオで一つの民族がしっかりとした街を作っているのはこの通りだけだと思う。マカオの地元民に「リトル・バンコク」とか「タイ人街」とも囁かれてい ...

前回のこのシリーズの「崗陵街(荒字巷)」を「水坑尾街」に出ず丁字広めの「馬大臣街」を「東望洋街」まで進み、その一本東側の路地が「亞卑寮奴你士街 (荷蘭園二馬路)」だ。10年前まではバス通りの「東望洋街」に面したマンションの一階にもタイ人向けのテナントがたくさ ...

僕の澳門滞在創世記の頃の宿は松山南側の「皇都酒店(ホテル・ロイヤル)」や「東望洋酒店(ホテル・ギア)」だったし、宿を内港エリアに変えた後も夏場は公共プールの「新花園泳池」に通っていたので雀仔園街市周辺のこのエリアには絶えず明るい。もちろん長年通い尽くした ...

このブログでマカオの話題になると「定宿」「大興麺家」「下環街」の次に多くネタにする「水坑尾街」。以前北朝鮮政府の隠し資金のマネー・ロンダリング先として名を馳せたバンコ・デルタ・アジア(澳門匯業銀行)のでかい新社屋があり、パッケージが可愛いアイス・サンドで ...

初めてマカオを訪れたのは1995年の春。7泊8日のホンコン旅行のオマケだった。旅立つ前の予定では、2泊をマカオで過ごしその後の5泊をホンコンに充てるつもりだった。当時マカオに関しての知識などほとんど無く、ただ単にビザさえあれば、市街地から徒歩で陸路国境を超えられ ...

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