コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ

タグ:流浪の旅

訪問前、この街は下北沢のような街だと思っていた。実際に行ってみると、渋谷のような大都市だった。中国の、辺境の、この辺りまで来ると、絶対的に訪問者は少なく、情報も少ない。「地球の歩き方」はマジで「地球の迷い方」だし、「LONELY PLANET」も「LOST ME PLANET」でし ...

景洪(ジンホン)は大都市で、大体の食は揃っている。 ハンバーガーのチェーン店もあるしイタリアンが食べれる店もある。辺境の街で少数民族だらけの街を旅するために西双版納に来たのに、彼らに纏わり付くような物質的な「貧しさ」に酔ってしまったようだ。その酔いは「食 ...

西双版納タイ族自治州の州都でもある景洪(ジンホン)。大都市でありながら街中の目抜き通りには椰子の街路樹が植えられ、その下を少数民族の人々が闊歩する、南国風情の色濃い街だ。昆明ほど漢民族度は高くなく、かと言って田舎風情でもない。旅行者にとって過ごしやすい街 ...

ガイド・ブックなどでは3〜4軒程の宿泊施設しか無い様に書かれる事が多い打洛(ダールオ)のアコモ。実際には国境の街として、また国境観光の街としての受け皿は大きく、公式に国境が開いていない今、供給は過多でそこそこのホテルでも安く宿泊する事ができる。大き目の賓館 ...

打洛(ダールオ)は雲南省南西の辺境にあり中国人とミャンマー人以外は訪れる人も少なく、国境が開いていない今、実際には両国民もあまり訪れはしていない。必然ガイド・ブックやネット上でも画像や情報も少なく、そのフォローと言うわけでも無いのですが、少しでも後続の旅 ...

情報が無い!もしくは錯綜。日本を出る前に読んだガイド・ブックに書かれていた内容には、この街にはまともに泊まれる宿は皆無とのこと。(一軒しか無い、と書かれていた物もある。)サンデー・マーケットを見るには前日に勐海(モンハイ)に泊まり、早朝バスで向かうのが良 ...

西双版納最大とも言われるサンデー・マーケットが開かれる事で有名な勐混(モンフン)の街も、マーケット以外は見所も特に無い。街の西側を山々に囲われ、他の三方は見渡す限りの畑だ。カメラ抱えて街をうろついた所で、撮れる物と言えば飽き飽きするほどの農耕地か人だけだ ...

西双版納最大規模と言われるサンデー・マーケットに日程を合わせ、前乗りで訪問した勐混(モンフン)。これまでに訪れたどの街より小さく、農村と言う言葉がぴったりな街だった。少数民族色は色濃いどころか少数民族の人しか目にしないほど。だが、貧しいながらも、この街に ...

勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ))と、瀾滄江(メコン川)を挟んだ南側に位置する景哈。勐罕からは片道1元の渡し舟で行き来する事ができる。景哈はその南側にある回長、搭亥、戈牛や、ミャンマーとの国境貿易が行なわれる布朗村などの少数民族の住む辺境の村への中継地 ...

園内で行なわれる「溌水節(水掛け祭り)」までの時間を潰すために見に来た傣(タイ)族舞踊。元来、少数民族の素の暮らしや姿には興味があったが、このような観光客向けにショウ・アップされた物には食指が動かなかった。しかし元々少数民族の舞踊は集団見合いなどで相手に ...

広州から昆明に向かう列車が広西壮族自治区を通るのは往路も復路も夜中だ。中国は軍事上の機密のため詳細な地図を作成しないと言われているが、この自治区にも何かしらの軍事施設でも在るのだろうか。 なんてことを勘ぐってしまうが、今は「Google Earth」でほとんどの地上 ...

放送された当時から、「電波少年」の猿岩石のヒッチ・ハイクの旅にあこがれていた。放送当時、僕はもうすでに家庭を持っていてサラリー・マンだったため番組のような旅はできるはずも無かった。それから10何年が経ち、フリーランスになったものの年齢があの様な過酷な旅に ...

今まで何度も中国を訪れてはいるものの、珠海デルタエリアから出た事が無かった。今回は陸路で雲南に向かうため、チケット確保のために滞在を余儀なくされたためだ。初めての「リアル・チャイナ」。 香港(ホンコン)、澳門(マカオ)、珠海(チューハイ)がいかにキャピタ ...

旨い「バイン・セオ」や「ゴイ・クォン」を喰らいながら「オン・ザ・ロック」のビールを呑みたいなぁ。 「チャー・ゾウ」や「ザウ・ムォン・サオ・トイ」をツマミながらでもいいけれど。w 「死ぬかもしれない」と言う緊 ...

只今、鋭意「旅の準備中」。 (気持ちだけ。w) ぶっちゃけ旅なんて、どこに行こうとも「パスポート・お金・カメラ」だけあれば、あとはどうにでもなるんだけれどね。w (あと「サニーナ」ね。 これ必須。 痔ぎみなの ...

久々に、こんな連中と過ごす日々。 「死ぬか・生きるか」の緩急が効いた日々をチョコッと。 南国の3カ国をローテートする日々。 今年初の「夏日」を堪能するだろうけれど。 まぁ、まだ一週間以上先の話だけれどね。w ...

昨年11月と今月のバリ島・ツーリングで、島の約3分の1ほどは既に走った。 クタから始まり、バイパスや山間部の細道の両方とも経験済みで、バリ島東端のアメッドからアイル・サニまでは逆方向にも走った。 残るはアイル・サニから西 ...

旅をする上で「地を這う旅」をテーマにする時がある。 写真を撮る者にとって、飛行機での行き来は(時間の短縮にはなるが)窓外に流れる風景も無く、ただ単に「点」の記憶のみだ。 汽車(電車)やバス(もしくはバイクや車)に乗って移動する旅には、車窓を眺めながら ...

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