コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ

タグ:広東

マカオの半島部に点在する30の歴史的観光地が「マカオ歴史城区」として世界遺産登録された直後の、内港汽水の対岸に位置する広東省珠海市湾仔から眺めたマカオ内港の風景。 マカオが世界遺産に登録されたのは2005年。その数年前から半島部の土地開発や建設ラッシュが続 ...

広東省の首府・広州市はマカオから中国内陸部に陸路で向かう際に必ずや経由する街だが滞在してまでうろついたのは2006年のこの時のみ。 昼夜問わずどこへ行っても人々の波に流されるかの人口密度で、世界一の人口密度の街と言われるマカオから向かっても比較にならない ...

僕が広東省珠海の湾仔に通い始めた頃、海鮮街はマカオからの口岸(国境)にほど近い場所にあったがその後徒歩10分ほど内陸部に移転してはその規模も何倍にも拡大し、その場で調理して飲食できるスペースは何層もの「酒家(レストラン)」にとって変わった。 とは言うも ...

今や広東省内でも有数の大都市になった珠海市がまだ開発途中で、中途半端な「中都市」だった頃の混沌。路地裏にはたくさんの「猥雑」や「存在悪」が軒を連ねては、まだ人情や人懐こさや田舎くささがあった。たった10年でこれほどまでに都市という物は発展してしまうのか、と ...

アクセス数や読者の反応などをほとんど気にもせずに日々「日記代わり」に更新しているこのブログだが、一応は「ClustrMaps(クラスター・マップス)」と言うアクセス解析ツールを入れている。解析度合いの信用度は50%位だと思いながら見ているので、それほど信用はしていない ...

雲南省の昆明を出発し26時間かかって到着した広州は昼の12時過ぎ。大きな荷物を抱えて右往左往する人民に流されながら下車しては出口へ向う。広州駅西側に中国国内各地に向うバス・ターミナルが数ヵ所あり、とりあえず僕が向うべき「珠海(チューハイ)」行きのバスが出る「 ...

 7世紀の「南詔」の頃に街が成り立ち、その後1400年間華西の要所として繁栄する現在の大都市「昆明」を出発すると広西の首府・南寧まで世界遺産の「中国南方カルスト」の風景が続く。昆明と広州を行き来する直行長距離列車(広昆・昆広鉄路)全行程の半分を占めるこのエリア ...

僕の薄っすらとした記憶とその当時撮った画像のExif 情報から鑑みると、実際に昆明駅から広州駅までかかった時間は26時間だった筈なので、昆明駅を出発した正確な時間は午前10時半ころ。広州駅到着が翌日の午後12時半ころだったのだろう。人生2度目の「昆広鉄路」復路は体調 ...

特に何の目的も無いまま、澳門から陸路・海路で台湾に向うべく、とりあえず珠海から廈門(アモイ)へ長距離バスで向う。画像のExif 情報から鑑みると、珠海を20時に出発して廈門に翌朝の6時頃に到着しているので、結果10時間も要したらしいが、道中ほぼ寝ていたのでそんな記 ...

この当時の僕の澳門での定宿だった「富城賓館」上層階の部屋からは遠目ながらも肉眼でも見える、澳門内港対岸にある本土中国広東省珠海市湾仔口岸(出入国管理)。内港からのフェリーに乗ってしまえば10分足らずで渡れるので、僕にとっては北側の陸路国境北にある拱北(ゴン ...

この時僕は15年ぶりに独身に戻り日本での仕事も辞め何も気にすることなく旅先で過ごせるとあって、ダラダラと澳門・珠海を行き来しながら滞在する日々。地元澳門の黒社会に属する兄貴分にチョットした珠海での撮影の仕事を紹介されては、仕事がし易いようにと関係者たちの呑 ...

10年ほど前の中国本土の街中には大小問わず必ずしや「髪廊(ファーラン)」と呼ばれる「退廃床屋」があり、散髪屋ならぬ「四発屋」などと揶揄されるサービスを格安で提供する施設があった。その後の中国国内の政変によって「弾圧」され、今現在はまともな床屋しか目に付かな ...

読み方:クラシファイドこうこく  別名:クラシファイドアド,Classifieds広告  【英】classified advertising, classified ad クラシファイド広告とは、数行程度の簡素な広告を、内容ごとに分類してまとめて表示する広告スタイルのことである。クラシファイド広告の「 ...

僕の澳門での垂れ込み先である「内港エリア」から200メートルほどの幅の汽水を5分ほど渡った先が中華人民共和国広東省珠海市湾仔。最近は澳門に滞在していても、陸路国境を隔てた隣町の中国本土の町「珠海・拱北」さえ赴かないのに湾仔など5年以上行っていない気がするがw20 ...

2004年の何時ぞやに珠海拱北の街中や髪廊で出逢った友人あれこれ。 澳門半島部の北岸と地を接する大陸側「隣町」の広東省珠海市。口岸周辺は「拱北(ゴンベイ)」と呼ばれるエリアで、「深圳(シンセン)」の「羅湖(ルオフー )」のような悪い人たちが犇く油断のならない街 ...

今日のランチ時、生まれて初めて「木須肉(ムースーロー)」を食べた。一緒にランチった仕事仲間から「散々中国に行っていながら何で今まで食した事が無いの?」的なツッコミが無かったのは、日々僕は「キノコ系」が得意ではないのを知ってか知らずかw食している最中に気に ...

以前から思ってはいるのだが、僕の中で香港や澳門を「中国(中華人民共和国)」の一部だと言う事に違和感がある。実際に、香港が中国に返還される1997年以前はイギリスだったし、澳門は1999年以前はポルトガルだった事実や歴史・思い出が入り乱れては、未だ「一国二制度(一 ...

広州から昆明に向かう列車が広西壮族自治区を通るのは往路も復路も夜中だ。中国は軍事上の機密のため詳細な地図を作成しないと言われているが、この自治区にも何かしらの軍事施設でも在るのだろうか。 なんてことを勘ぐってしまうが、今は「Google Earth」でほとんどの地上 ...

放送された当時から、「電波少年」の猿岩石のヒッチ・ハイクの旅にあこがれていた。放送当時、僕はもうすでに家庭を持っていてサラリー・マンだったため番組のような旅はできるはずも無かった。それから10何年が経ち、フリーランスになったものの年齢があの様な過酷な旅に ...

昆明に向かうために訪れた広州だが、希望のチケットが取れなかったため予定して無い3日間をここで過ごすことになった。行き当たりばったりで訪れたためガイドブックなし、地図なし、予備知識なしの状態。久しぶりに手探りの旅を楽しんだ。色々と見た中でもこの2箇所ではやた ...

今まで何度も中国を訪れてはいるものの、珠海デルタエリアから出た事が無かった。今回は陸路で雲南に向かうため、チケット確保のために滞在を余儀なくされたためだ。初めての「リアル・チャイナ」。 香港(ホンコン)、澳門(マカオ)、珠海(チューハイ)がいかにキャピタ ...

中国広東省の首府である「広州」は、マカオからバスで2時間ほどの距離にある「近郊都市」的な場所ながらも、僕が初めて訪れたのはマカオに通いだしてから10年以上が経った頃。西双版納(シーサンパンナ)へ向かうための「ストップオーバー・ポイント」として滞在しただけで、元 ...

10年ほど前は通りの両側にびっしりと「髪廊」が軒を連ね、その店頭にはピキる小姐が立っていたり、そんな気もなさげに賭け麻雀に没頭する小姐たちで溢れていた。ここ5〜6年の間に軒は鞍替えし、小姐たちも減少してレベルも下がった。昔のテキストでは「髪廊街」と書きなぐっ ...

中国本土、雲南省の昆明から広東省の広州へ向かう1泊2日の長距離列車の食堂車で、結構な早朝に、まだ客足も疎らな席に着き、二日酔いの胃をさすりながらオーダーした「湯麺」。メニューにはそんな記述だと記憶しているけれど、その時は華南で常食される中華麺が供されるかと思 ...

珠海に近年赴いたことがある人は、必ずや目にしたであろう「i‐migoo(川町太郎)」。 初めて目にした時は、「味噌汁屋」かと思ったぜよ。w (「i‐migoo」の文字が「i‐miso」に見えたので。w) その実、珠海 ...

このブログでは「広西」とか「広西省」と記される事の多い「広西チワン族自治区」。 まぁ、その昔は実際に「広西省」と呼ばれていた時代もあるし、今だお隣の「広東省」と併せて「両広」と呼ばれてもいるのでなまじ間違いではない。 その「広西」は、「維持北京・発 ...

珠海・拱北に数多ある髪廊で、今まで一番通ったであろうこの店。 老板や古い従業員達は僕が「何者なのか」知っていて気心知れたものだが、洗頭や按摩してくれる小姐は赴く度にコロコロと入れ替わり、気心など知れたものじゃない。 ...

中国語の隠語を多少でも知っている人はピン!と来るであろうネーミングの「黒妹」。 今年初めて訪れた広東の「中山市」で宿泊した宿にあったアメニティーの、シャンプーのブランド。 「シャンプー」なので言いたい事は理解できるのだが、如何せん「黒妹」じゃぁなぁ。 ...

こうして画像を通して眺めると、「あの」珠海でさえ美しい街に見える。 否、路地を物見遊山感覚で眺める限りは「美しい街」である事だろう。 新しい街だし、それなりに活 ...

今更ながら中国を中心にした地図を眺めてみると、中国と陸路国境を接する国家のほとんどは「社会主義国」か「軍事政権国家」か「政教非分離国家」か「鎖国国家」か「発展途上国家」か、それらが重複するかもしくは全てか。 僕自身は「中国の特別行政区」とか言われながら ...

「広州はいつもガスってるなぁ」と思っていたら、広州は「霧の街」とも呼ばれているらしい。 なるほど。 ...

「見飽きた」と言うより「見慣れた」光景。 マカオ側を「出境」して本土中国側に向かう緩衝地帯。 15年前と比べるとずいぶん「モダン」になったものだ。 僕にとっては、マカオ滞在中、日に1〜2度は通るであろう「 ...

チト遠出して広東省のとある地方都市に滞在中。 マカオを彷彿させる「騎廊」の続く街並みが僕好みだ。 プラス・アルファがあれば通いそうなほどだ。 まぁどちらにせよ明日にはマカオに帰るけどね。 ...

中国本土でも僕はよくマウントをとられる。 主に「髪廊」か「サウナ」でだが。 この子「熱い子」だったなぁ。 「そそられる子」だった。w (明日は真面目に「コンビニ・スイーツ(笑)」について書き込みます。絶対!) ...

中国本土で「髪廊(ファーラン)」と言えば........... (いまさらこのブログ上で説明するまでも無いな。) (分からない方は「コイワカメラ 髪廊」でググッてください。w) とあるマカオ滞在時、中国本土の髪廊未経験の友人を伴って、珠海の髪廊へ馳せ参じた。 ...

とあるマカオ滞在時の夕刻のこと。 マカオの定宿のロビーでいつもどおり小姐たちとじゃれあっていると、突然「マカオの兄貴(「アニキ」じゃぁ無いぞ、義兄な)」が宿にやってきて「これから珠海で宴会を催すから、名刺をたくさんもって就いて来い」とのお達し。 また ...

妖しく猥雑で胡散臭い連中だらけの「僕好み」の街だが、実はこの街は好きになれない。 この街では「情」とか「風情」が感じられない。 ...

日本滞在中はひと月に一度行くか行かないかの「床屋」(別に「カット・ハウス」でも良いけどさ〜)だが、マカオ滞在時はほぼ毎日通う。 (もちろんマカオ市内の床屋に行くわけではなく、本土中国側にある隣町の「珠海」にわざわざボーダーを越えて(パスポート持参で)通 ...

マカオの定宿の部屋の窓から眺める中国本土珠海市湾仔。 僕はどこの国に行っても「国境」ばかり眺めて旅しているなぁ。w ...

今現在は「立派な」出入境管理のための建物がマカオ側・拱北側双方にあるマカオ・珠海拱北ボーダー。20年ほど前はマカオ側からは(ビザさえ取得すれば)簡単に中国本土側(珠海拱北側)に(当時は)入国できたものだったが、バイスバーサは困難で、人民が簡単にマカオ側に入 ...

大概、中国国内の辺境地域からマカオに帰るには広州を経由する。華南地方に在りながらも、この地はまだ僕にとっては「アウェイ」で、本当に安心するのには中山や珠海辺りまで行かないと「ホーム」とは思えない。それでも「(中国語)普通話」さえもおぼつかない奥地・辺境か ...

中国が国内の人口抑制のため1979年から始めた「一人っ子政策(計画生育政策)」。開始から30年を過ぎた現在、その制度は見直される事も無く未だ(壮族以外の少数民族を除く)人民に適用され運用され続けている。人口抑制にそれなりの「成果」をもたらしていると中国共産党は ...

ひところは短いマカオ滞在時でも必ず一泊は拱北(ゴンベイ)に宿泊して珠海の夜を楽しんだものだった。行きつけの餐庁もあり、フロアー・スタッフのみならずマネージャーまでもが懇意にしてくれて、テーブルには必ずと言っていいほどプラス一品の「サービス料理」が供される ...

最近は中国本土も制度の色んな変革やら改革、また国際的な行事の開催場所になる事も多いせいかアンダーグランドな商売やグレーな施設が閉店に追いやられたり営業に規制が加えられたりして、サブ・カル好きには世知辛い状態だ。マカオの隣町である広東省の珠海の繁華街である ...

昆明発広州行きの長距離列車の車窓を車外から。消灯のちょっと前に撮った記憶があるので(って言うかExifデータ見ろって話だよな)夜9時あたりかなぁ。この日のこの列車は各停車駅での停車時間が短く、なかなか外に出してもらえなかった。やはり長時間列車に揺られていると、 ...

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