コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ

タグ:市場

フィリピンのセブ島観光の際、僕のベースになるアジトは対岸にあるマクタン島のスバ・バスバスに取る。定宿っぽいホテルもあるし、ローカルと顔見知りだってのもあるし。スバ・バスバスは結構な貧区なので商店もローカル経営のサリサリ・ストアくらいしかなく、結局まとめ買い ...

2008〜2009年頃に建て直しが行われたマカオ・下環街にある街市(市場)の下環街市。建て直し中も平屋で小規模の「臨時下環街市」として営業が続けられては引き続きローカルたちに重宝された。マカオ半島部の新馬路以南では唯一の街市で代替の無い市場なので営業を止められな ...

若い頃は憧れに似た感情を持って訪れていたバリ島山岳部の芸術村「ウブド(ウブッ)」。僕が若い頃はモンキーフォレスト通りにホテルやレストラン・カフェなどが点在し、それ以外は周囲一面ライス・フィールドが広がる村落だったけれど、90年代からもの凄い速度で開発が進んで ...

インドネシア・バリ島の玄関口である「クタ(Kuta)」のあるバドゥンから東部の「カランガセム(Karangasem)」に向かう途中に「スカワティ(Sukawati)」と言う街がある。街の中心部にあるアートマーケットから南北に商業施設連なる小さな町だ。そのアートマーケットは街道沿 ...

先週のエントリーでチト触れた中国・海南省三亜市中心部の勝利路奥にあったローカル向け横丁市場。 観光客向けの蘭天購物広場よりこちらのほうが性に合ってるのか通ったし利用した。昼間はまばらな営業店舗も夕方近くなるとほとんどの店舗がオープンしては結構な人の行き来。 ...

数年前に訪れた中国で一番新しい省の海南省の第二の都市「三亜市」。首府である海口市は政治の街、第二の都市である三亜市は商業と観光の街。近年はそれ以上にスプラトリー諸島にある島々を実効支配しては「三沙市」として占領し、そこへの交通の要所の街として注目度が上が ...

高士徳にある紅街市がマカオを代表する歴史あるマーケットなら営地街市はマカオ中心部にあるマカオの中央市場だろう。内港区の定宿から徒歩5分ほどの距離なので朝に夕に利用したり横切ったり。たまにランチに向かう時は時間をとっては館内を散策もする。マカオの市場は常時本 ...

今まで何度か擦ったバリ島の玄関口「クタ」にある公共市場。観光客もたまに流浪してるけど基本的にはローカル向けの市場で早朝から日暮れまで人の出入りが激しく、市場外市場にはしっかりしたレストランや軽食を取れるワルンもたくさんある。売られているものも百貨店並みで ...

フィリピン・セブ島最大の市場と言われることの多い「カルボン・マーケット」。治安が悪いとかスリや置き引きが多いとか言われるけれど、そんな事はない普通のマーケット。やはり最大の市場と言われるだけあり店舗も店員も来客も多く活気があってモチロン豊富な商品とその種類 ...

ローカルたちや古い人間は「しょんべん横丁」や「しょん横」と呼ばれた新宿の「思い出横丁」 。朝飯を提供しているチェーン店やランチを提供している歴史的店舗や老舗の呑み屋まで、狭いエリアにその多くを凝縮したような昔ながらの歓楽街。僕自身も新宿にいれば朝から晩まで ...

インドネシア・バリ島ではバイクに乗る機会が多いのでガソリン補給のためや水分補給のために道端の商店系ワルン(Warung)をよく利用する。「商店系ワルン」と書いたのはワルンにはいろんな形態があり基本的な定義は「食事も提供する商店」なのだが中には食事部分だけに特化し ...

初めて訪れた沖縄・那覇で、初訪のハイ・テンションで写した商店の店頭。今では写さなくなった以前に興味の範囲外になってしまった感さえあるかなw実際に始めて訪れた場所は、訪れる以前に想像していた光景や風景が脳内にあるけれど、訪れた後にはその想像した風景・光景がすっ ...

先週発生した福岡県北九州市の旦過市場内にある「新旦過横丁」の火災。鎮火に異常に時間がかかったのとその後の対処のためか、今現在旦過市場側もほとんどの店舗が休業しているようだ。モチロン新旦過横丁に接している市場側の店舗も多かったし、旦過市場自体がワンブロック ...

ちょうど一週間前に北九州市の旦過市場で火事が起きた。その火は60時間以上燻り続けては今さっきに完全沈下した(今現在)。正確には旦過市場脇の「新旦過横丁」と言われる若い経営者を中心にした飲み屋街のような場所で、旦過市場北側のエントランス脇の開発地域だ。僕はち ...

中国雲南省の首府・昆明市中心部。昆明駅前の北京路東側にある中国国内からの観光客向けおみやげ物店が密集したモールのような場所。雲南省の特産物は宝石だが、それらは専用の市場で扱われ、宝石以外の特産物はここ「印象城」で扱われる。雲南各地の少数民族の民族衣装が陳 ...

今回の那覇滞在中。チラシか観光マップかで弁当店「ほっともっと」には地域限定メニューがあり、沖縄のそれは特にローカライズされている事を知っては宿から徒歩10分以上の距離にあるほっともっとへ 。首都圏で暮らしていると身近に弁当店などあまり無いし、それ以上にコンビ ...

先月の那覇滞在の企画は「町中華で飲ろうぜ」インスパイア。 那覇市内の行きつけの食堂は24時間営業なのでモチロン「酒メニュー」も完備でかつ食券制なのでお会計は簡潔リーズナブルwと言うわけで1日3食全て街中の食堂で過ごすこと。と言っても宿は国際通り近くなのでお ...

沖縄滞在中の日々の食事は3食とも外食でそれが楽しみで沖縄に向かってる。 それでも寝酒やおやつや日々の暮らしの買物はするわけで宿近所のコンビニやマーケットもほぼ毎日向かう。 マックスバリュなどは東京での僕の生活圏内に無いので珍しさも手伝ってはほぼ毎日向か ...

一週間前から蔓延防止措置が解けた沖縄県那覇市内。 2年前の567禍以前の賑わいが戻ったかと思いきや中心部でも観光客の姿はまだ疎で閉店廃業した店舗も多くチト寂しいかな。それでもこの2年間の中では一番の賑わいで、那覇に向かうピーチは満席だったし街中の観光客の姿 ...

フィリピン中央ビサヤの中心島であるセブ島のおまけのようなマクタン島。セブ島観光の玄関口として空港がありリゾートが点在する島。それ以外のエリアはスラムまがいの貧区で、その中でも貧しさが沁みるコルドヴァ市。さらにその中でも一二を争うであろう貧区のカモリナス・ ...

「新旦過横丁」という名の飲食店街は旦過市場から脇道にそれた古い飲食店街かと思いきや、市場活性化のために若い経営者たちに門戸を開いて開発されたエリアらしいと言う事を帰京してから知った。飲食店街なので必然的に「夜の街」なので昼間は閑散としているけれど。まだ「 ...

旦過市場に小文字通り側から入場しメインの通路を縦断すると平和通り側に出る。平和通りを道なりに数軒北上すると朝食のお目当ての店「ロカンタ」に到着。近所にあったなら毎日利用するであろう味とコスパの店で至福の朝食をいただき裏口から出ると旦過市場の市場内市場であ ...

小倉駅前のアーケード街は小倉中央商店街や魚町銀天街などの商店街が縦横無尽に広がるマーケット街で、日本で一番最初に商店街にアーケードを付した歴史ある商店街。まだ朝早く朝食も摂っていなかったけどホテルのチェックインまでの数時間のアジトにしようとアーケード街に ...

僕が小倉に来た理由は小倉城ではなく野村悟でもなくこの歴史ある市場を漫ろ歩きたかっただけだった。できればこの場で飲食し小倉の下町風情を感じたかったのだろうし、そう出来た事に満足して帰京した。一時的なアジトにしたネットカフェのある駅前から平和通り商店街のアー ...

アンコールワット遺跡群のお膝元、カンボジアの「シェム・リアップ」の街中は多くの観光客が訪れる事もあり商業施設が充実している。ローカル向けの昼間の市場は勿論の事、観光客向けのカフェやナイトマーケットも数多ある。通常「ナイト・マーケット」などというものは一つの ...

マカオは都市国家なので街中で24時間何時でも麺類は食える。麺専家はどこにでも数多あるけど「正統な日本式」となると数えるほど。僕の定宿付近では紅窓門街に一軒だけ日本人が経営しているっぽいラーメン店が一軒のみ。量が少ない割りに値段も安くはないのでそれほど頻繁に ...

中国(中華人民共和国)雲南省西双版納傣族自治州の首府・景洪(ジンホン)は郊外の「勐罕(モンハン、橄欖壩(ガンランバ)」で過ごす事が多い事もあって訪問時は何度か行き来するし滞在した事も何度かある。長らく辺境の地を旅しているとたまに「近代的な食事」が摂りたく ...

那覇滞在中は宿泊先のコンドミニアムが近かったこともあり毎日国際通り屋台村に向かった。 駅までの通路として利用したりランチ場所探したり。実際に呑み食いもしたけど一晩限りで蔓延防止重点措置適用されては休業したり時短営業になったりで様子を見るだけ。蔓延防止 ...

那覇市内の中心部は昼はまぁまぁ、夜はパラパラの営業形態。 ローカル向けの夜の店はこの期間中休業する場所が多く、更に輪をかけて時短営業なので長尻呑みの身には落ち着いて呑めないので結局は部屋呑みになる。そんな時期の時短営業前と後の那覇市内の路地や路地裏の ...

今回の那覇滞在はコンドミニアム暮らしなので朝飯は自前で用意。近所の飯屋に向かったり市場のかまぼこ店で「ばくだんオニギリ」調達したり。面倒くさくなっては近場のセブンに向かってはカップ麺とおにぎりで済ませたり。まぁ、どんな状況でも市場本通りとマックスバリュに ...

事前にネットで調べればわかることだけど、実際は567禍もあり情報が少なかったり錯綜したりする上にまた蔓延防止重点措置が出されるので現地に来なければ確定しないいろんな状況下の那覇市内。ランチもそうだが、それ以前に営業しているのかもGoogle Map でさえあてにな ...

年末年始のバタバタやGoogle関連からの執拗な催促事項を終わらせ何となくしばらく仕事しなくてもいい雰囲気。 長期予想の天気予報では週末寒波が押し寄せるらしく急いで那覇行きのチケットを手配。 部屋の金庫から20諭吉を財布に詰め、小銭入れ替わりの大きめの灰皿の ...

今までも何度かネタにした台湾タイペイで一番有名な夜市の「士林市場」。僕のタイペイでのアジトは主に龍山寺周辺なので夜市も広州街夜市周辺が通常なので、士林はたまに。旨いものがないわけではないけれど観光客向けというか選択肢が少ないというか。常時激混み(567以前は ...

フィリピン・セブ島の中心地セブ市最大のスラムであるパシル集落周辺にはセブ市最大の市場である「カルボン・マーケット」やスラム内の生鮮市場「パシル・フィッシュ・マーケット」があり、それ以外に地元密着型の市場である「タボ・アン・マーケット」がある。それぞれ実際に ...

今年2度利用して、来年早々既に予約を入れては「那覇の定宿」化している場所から牧志市場までは歩いて3分ほど。ホテルではなくキチネットの付いた短期貸しアパートなので食事は全て自身で用意。と言うわけでこの日は沖縄県民食のポークたまごおにぎりの専門店へ。事前にネッ ...

数年間シンガポールで行われる「タイプーサム・フェスティバル」のためにリトル・インディア周辺に宿泊してはフェスに参加していた。その際の食事や買い物はリトル・インディア内で行われるわけで、必然的に市場にも出かける。シンガポールの市場は例外なくビル内にあり、東南 ...

台湾・高雄の中心部。最寄り駅で言うと「美麗島」の六合夜市が開かれる「六合二路」の駅を挟んでちょうど対面にある「南華観光商圏」の奥にある「新興第一市場」。僕がうかがった時間が早朝だったせいなのか、閑散とした雰囲気のローカル市場。手前の「南華観光商圏」が夜市 ...

セブ島の中心部に宿を取ると必ずや出向いては呑む「Larsian(ラーシアン)」という名のBBQ屋台村。数十の露店が周りを囲み中心部には巨大な焼き台。それを囲むかのような数百人分の客席があるセブ市内一大きな屋台村。スタッフは高校生が多く、またLGBTQ のかたがたも多く働 ...

昼間の散策時に気に入った被写体が見出せない日は多分スランプで、そんな時はどこにいてもとりあえず喰らう。大阪はその点もってこいの場所でそれを目的に渡阪する人も多いはず。そんな大阪のそこかしこで喰らった料理の数々とその店のファザードと。説明は要らないほどの有 ...

通り過ぎるか呑みに来るしか無い程度だった大阪「新世界」をじっくりと歩き回ったのはこの時が最初。 まぁ、呑みに来ると言っても遅始め長尻の僕には閉店時間の早い新世界界隈は選択肢になかなか入らない。近場の「新地」も近年は興味の範囲外だしwそんな新世界界隈の日 ...

先週の続きで「鶴橋商店街」をより奥へ。 奥に向かうにつれて韓国色が強くなる鶴橋商店街。特にガード下の個人商店は韓国食品のオンパレード具合がすごく、韓国の市場に来たのかと思うほど。新大久保とも違う「昭和のテイスト」。他の商店も昭和感が強いのは関西のデフォかな ...

ひと頃は年に必ず一度は訪れていた大阪。時に難波で、時にアメ村で、時に心斎橋で、時に新世界でとアジトを滞在ごとに変えてローカル感を楽しんだ。この時の滞在は天王寺駅前で鉄道を乗り換えての鶴橋探訪。とりあえずは駅直結の商店街「鶴橋商店街」から。奥に位置する「鶴 ...

マカオ滞在時に定宿からマカオの中心部に向かう際に通る路地裏にある商店や市場外市場。またその場やその周辺のローカルの暮らしぶり。薄暗く湿っぽい路地裏の無機質な風景の中に突然現れる商品の原色。またそれらの商店の中に挟まれるように佇む路上散髪店。この場は僕が初 ...

僕がフィリピン・マクタン島滞在する多くの時間を過ごす「スバ・バスバス」集落の入り口。「マリゴンドン・クロッシング」手前の広場にあるサリサリストアの屋台村のような場所。このエリア最大の小学校である「マリゴンドン小学校」の南北に分かれた棟に挟まれるような広場に ...

今年何度か沖縄県那覇市に滞在してはさまざまなショップやレストランを利用した。 そんなこんなで街中をそぞろ歩いていると567禍で営業を自粛しているのか、はたまた台風で閉店を余儀なくされているのかシャッター通りを商店街の中で見かける。そこにはさまざまなグラフ ...

フィリピンのセブ島・セブ市内の中心部から少し外れたビジネス街の斜に位置する貧区の「バランガイ・ルス(ルス集落)」。ルスの商店街は昼夜問わずローカルの人通りが多く、細い商店街の路地をジープニーがひっきりなしに通り過ぎる。夜間は街灯も少なく細い道を屋台や露店が ...

フィリピンの「サリサリ・ストア」のファザード色々。今回はセブ本島および北部離島のマラパスクア島のサリサリ・ストア。サリサリ・ストアの詳細は以前のシリーズをご参照。 先ずはセブ島各所のバスターミナル併設のサリサリ。 人がたくさん集まる場所なので結構しっかり清 ...

友人との呑み会は浅草にすることが多いのは「ホッピー通り」があるから。しばらく懇意にしてきたけれど近年は店員さんが外国人ばかりになっては昔ながらの風情のようなものが薄れてきたような気がしてはご無沙汰。ここで呑む時はホテルを用意して深夜まで飲み明かすってが通 ...

先々週の↓ の続き。 前回は初めて訪れた2015年6月のうどん縛りだったけど、今回は同年10月のなるべくうどん以外の旅。前回も今回も2泊3日の滞在で、通常中1日の滞在なら5〜6食が良いところだろうけど10食以上食らっているよなぁwそんなのが周りから「大食い」とか自称グル ...

この夏に流浪した沖縄の宮古島や那覇で食らったランチや朝食や。 チト「みそ汁定食の旅」。ミャークの良心。期待通りの街中華の味。ミャークの逃げ場w安心のオバァの味。ミャーク版「みそ汁定食の旅」。日本最南端の味。那覇の良心。もしくは何でも屋w廉価でデリシャス ...