コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ。(画像はクリックして大きくして見て下さい。)

タグ:九分

(昨日の記事のコメントに対するアンサー・エントリーです。) 昭和生まれの年代の人にとって「風俗」と言う言葉は「昔ながらの風俗や習慣」とか「その地方特有の風俗」のように、歴史や生活習慣によって根付いた物に対しての言葉だったはずだが、いつから「風俗」=「夜 ...

最近「九份 安宿」「九分 安宿」の検索ワードでこのブログに訪れる人が多いので「世界の安宿で・九份B級宿KGB」をやろうと思ったけれど、それ程安宿画像のストックが無い事が分かりネタを考え直すのも億劫なので、急遽「九份の路地裏で」でも。 ...

ビビアン・スーが適当に流布した「噂」程度に思いながら台湾の九分の街と「千と千尋の神隠し」を重ね合わせて見ていたが、実際に宮崎駿氏が訪れてスケッチまでしていった事を知らされるとなかなか感慨深いなぁ。僕自身も訪れては、そんな「鉄板画像」を何枚も撮っているとこ ...

九分の街中の風景は基山街や堅崎路を中心によく見るけれど、この街の周りの風景ってあまり目にしないよね。もともとは金鉱山の採掘村だったので物凄い「田舎」だ。街中の通りはリニューアルされて「レトロキレイ」な雰囲気だけれど、一歩街を出るととんでもなく孤立した場所 ...

台北駅から特急列車に乗り込み車内販売の「駅弁」を食べたりしながら1時間半ほど過ごすと、九分へ路線バスの基点となる「瑞芳(ルイファン)駅」に着く。ここから15分ほどバスに乗り、山道を九十九折ると「悲情城市」の入り口である「旧道口」に到着する。メイン・ストリート ...

「九分」と言う地名は本来台湾の桃園県にあり、「悲情城市」の舞台になった台北県瑞芳鎮にある「九分」の「分」の文字にはにんべんが付く。ひところは寂れた田舎の村風情だったらしいが、候孝賢監督の映画「悲情城市」がヒットした後の1990年以降は脚光を浴びて台湾中から観 ...

「早晨、誰都不在的九份山城 (悲情城市)」 「暮らすように旅する」ことを心がけている。 「地元の人たちのように過ごす」ことかもしれない。 観光地は往々にして浮き足立っていて、地元の暮らしが見れないことが多い。 写真を撮っても、風景を撮っているのか観光 ...

僕は基本的に、初めて訪れる街だろうが、その街の情報が無かろうが、事前に宿の予約などはせず、直接その場で宿を探す。 曲がりなりにも、そこそこの人数が「生活している」場所に、宿が無いわけは無いと言う、根拠の無い持論がある。 それが観光地となればなおさらで ...