コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ

タグ:下町

16年前の2007年の今日。僕はマカオにいた。特に何もない日だったようで朝起きては近所に朝飯くらいに出てた後は日々の洗濯のため定宿の屋上に向かってはついでに定宿周辺を記録したり。 ロビーでカップ麺を食らう小姐を横目に昼飯を食らいに出て寄宿しては自室やロビーで ...

「里」コミュ二ティー2003/02/14 - 2003/02/17歴史ある中国の街には「里」と名付けられる居住形式がある。横丁とか裏路地長屋のように親族や同郷出身者で作られるコミュ二ティーみたいなもの。有名なのは北京の「胡同」や客家の「土楼」。「里」はその縮小版のようなもの。毎 ...

日曜日の、マカオの昔話。..................................................................................説教2007年12月26日 00:52中国本土では顕著だといわれる「嫌日感情」は香港やマカオでは感じられない。中国国内においてもそんなものは新聞紙上のみでしか感じ ...

マカオ内港エリアの中心的な商店街である「下環街」。マカオや南洋の特色である「騎楼(ショップハウス)」の建物の少ない下町風情の商業地域と居住地域が密集した古い町。必然古い建物も多く、半ば廃墟じみた建物も多々見られるけれど、内装をリニューアルしては今も居住し ...

近年大人になったのか「ピンク旅」に興味が沸かず、旅に出ても写真以外は「食・酒・ツーリング」のトリニティー。必然出会う「小姐」もいないのとブログ初期記事のシステム上から必然的に小さく表示されるサムネの大画像への変更や画像編集したものをリプライズしてコンピす ...

4〜5年前まで僕のマカオでの定宿だった「富城賓館(Forson Hotel)」。何時訪れても旧知の仲間がいて、合宿所のような女子高のクラスの中にいるかのような特別な場所だった。飯を奢らされたり買い物の代金をせびられたり、毎昼毎夜に訪れる行商から購入するおやつ類の支払い ...

先週まで滞在していたマカオは3年ぶりの訪問で、滞在中のほとんどをマカオ半島南部の「下環街」周辺で過ごした。本来の被写体としてのテーマは「夜の下環街」だったけれど、初晩のロケで絵にならないのを確認してはもっぱら朝方から夕方までの撮影にシフト・チェンジして取り ...

マカオの内港区は下町ゆえに古い建造物がリニューアルされる事無く新たな建造物の中に埋もれながら現存する。外観は朽ちそうな建造物ながら内装は近代的に改装されては、見た目以上に暮らし易そうだ。ローカルのしがらみで、そんな建築物に居住する友人宅に招かれる事も少な ...

特に予定の無い僕の澳門滞在時の多くの時間を過ごす「下環街」。下町風情ながらも結構裕福な人たちが住み暮らす「最も澳門らしい」エリアだと僕は思っている。狭い澳門の中で古い建物を改修・建て直しをする事はなかなか難しいと言う事もあるけれど、それ以前に内装が現代的 ...

2010年晩冬の2度目の西双版納へ向う前のダラダラとした澳門滞在の中の一こま二こま。毎夜自室のダイニング・テーブルの如く、足を投げ出してゆっくりくつろげる飯屋のある「ご存知の」エリアである「雀仔園」。あまりこのブログでネタにしない昼間の風景。「水坑尾街」にかか ...

バタバタと色々な交通機関を乗り継いでベトナムくんだりまで陸路で赴いたくせに、結局一番多くの時間を費やし多くの写真を撮るのが澳門と言う体たらく。そんな長旅の末の澳門滞在時の内港の日常の雑感的風景。定宿の窓から眺める本土中国広東省珠海湾仔。汽水の対岸は外国扱 ...

僕は時代劇が大好きで、特に「鬼平犯科帳」が大好物だ。しかしながらYOUTUBE には権利関係の問題で、アップされては削除されを毎度繰り返す。先日の休日に何の気なしにYOUTUBE サーフをしていると、お勧めに「鬼平犯科帳」が数本出てはと言うもの、その後は暇がある度にラン ...

澳門半島部にある市場で雀仔園街市は唯一路地裏にあるので昼夜問わず観光客の姿を見ない。日本政府の暗たる刷り込みなのか「海外で夜間は外出を控える」風潮が日本人全体に蔓延しているかのようで、海外で夜間に日本人に会う事も少ない。まぁ、日本国内での柵(しがらみ)か ...

僕がこの街に来始めた1995年ごろは整備されていない路上の両サイドに続く「シャッター通り」の中にうらぶれた古着屋や乾物屋が点在する地方都市の下町風情感漂う通りだったが、2000年頃から土地開発が始まり昨今は「大堂巷」や「営地大街」かと見まがうかのようなカフェやベ ...

澳門内港エリアの主たる観光地である「福隆新街(紅窗街)」と丁字で交わる「紅窗門街(Rua da Alfandega)」からセナド広場に出るため「天通街(Rua dos Cules)」へ毎度の行き来。下町澳門の色濃いローカルと日本人澳門定点観測カメラマンのみが行き来する路地。下町から繁 ...

この四半世紀に行き来する事200回ほどのソウルの街。日本の地方都市を訪れるのと変わらない近さと物価の安さや日本語の通用性からプライベートのみならず仕事で滞在する事の方が多いかな。「国家」単位で考えると嫌韓なのだが「個人」で鑑みると義理堅く実直な友人たちは愛し ...

澳門内港内部の下町「下環街」奥にある商店街の「小販巷」。まだ開店前の早朝の商店街を下環街での買い物を終えて帰路に就く人影。僕も下環街のこんな奥まで来たのに驚いては踵を返す。対面の坂道も「小販街」って言うのかな?その昔は朝飯をこの場で買って常宿へ戻るときに ...

早朝、宿のある「白眼塘横街」を出て「司打口」から「河邊新街」を南下して「李加禄街」を通過して「下環街」に着く。下環街入り口左側には「臨時下環街市」から正式に昇格した「下環街市」の建物があり向かい側の「旧下環街市」跡でなにやら大規模工事中。朝のこのエリアの ...

久しぶりに早朝の喧騒の中の下環街を散策した。 朝飯に「快餐(ぶっかけ飯)」が喰らいたかったのだが時間が早かったせいか、お目当の店の惣菜の品揃えがまだ不十分で、散策と撮影だけして寄宿した。 カフェや麵粥専家でも ...

世界中に名の知れた中国発祥の調味料「オイスター・ソース(蠔油)」。その蠔油を世界に普及させたのは「李錦記(リキンキ)」だが、その一号店が僕の澳門の定宿脇にあるのは何度もネタにした。またその隣にはソースのような粘りのある「李錦記」のそれに対して醤油のような ...

澳門の下町「内港エリア」周辺もここ数年で劇的に変わった。このエリアには無かったカジノ・ホテルであるソフィテル経営の「ポンテ16(16浦)」が完成してからのほんの数年でだが。僕が澳門を訪れる度に滞在する内港エリアは他の地域に比べ開発の速度が遅いが、それは僕には ...

 今日はマジの手抜きエントリーw観たい映画があるのでw明日はマジメにエントリーします。(多分w)シックスサマナ 第23号 真実の愛の果てに [Kindle版]クーロン黒沢(著)、コイワカメラ(巻末グラビア・写真)SIXSAMANA2016-02-25 4TRAVEL B級グルメ HONG・KONG MACAO ...

澳門外港側に唯一ある市場の「雀仔園街市」。その市場を中心に下町居住区の「雀仔園」が広がる。観光・カジノエリアとひと丘をはさんだ結構な下町でもある。狭いエリアに高めのペンシル・ビルが密集するさまは貧区さながらだが、見た目に反してなかなかな「小金持ち」が住み ...

誰と一緒であろうが澳門に滞在しているなら、僕の澳門でのメインダイニングの「大興麺家」に赴かない夜はないわけでw「とりビー」はチンタオ(青島)。からの「蜜桃紅」。むしろ定番のマンネリwそしてアテ始めは「菜心炒牛肉」。これも近年のマンネリ。からの「回鍋肉」。 ...

僕が澳門に滞在中は日に数度は行き来する「水坑尾(スイハンメイ)街」。これは2012年6月4日の19時19分に撮ったものだが、多分に澳門大会堂で映画を観て歩道橋越しに対面に渡っては美麗街から近西街(って今は言わないのかな)を伝って大堂斜巷を上り大堂巷辺りから議事亭前 ...

明日は「SIX SAMANA」次号の締切日なので、今日は一日中画像編集中。と言う訳でこのブログはいつもの「インターミッション」。澳門内港「富城賓館」最後の小姐たち。この夏を境に富城は多少の改装が行われては、有名ホテル予約サイトからも予約できる「まともなホテル」へと ...

日本国内ではそれほど撮らない路地裏の風景も、海外に出ると軒並み撮る撮る。それが澳門となるとなおさらで、その時の澳門を全て記録したい撮影フェチと化すw 夏の澳門は「澳門らしい」良い匂いが濃くて萌える。熱帯の昼間の灼熱に燻された暑さを放射するかのようなコンク ...

雀仔園へ向う理由はただただ美味いアテをつまみに美味い酒を呑んでは泥酔するためだ。この周辺の風景はグーグル・ストリートビュー以上に僕の脳内にこの20年分の変化を含めて焼き付いているし、曰くこの周辺の匂いや人の流れ・人いきれや住民の甦生然りだ。この店のメニュー ...

昨晩は遅くまで痛飲したようで、今日一日通しで「ハング・オーバー」。と言う今夜も22時台で既に泥酔w今週の木曜日は(今のところ)仕事の予定は入れていないので、それまで「INTERMISSION」かな。澳門の下町「雀仔園」は、言わずもがな僕のメイン・ダイニングのあるエリア ...

去年の今頃うろついた、澳門内港エリア北の「蠔里(Beco da Ostra)」。日本語に訳せばさしずめ「オイスター裏通り」w澳門の発展の起源。500年のポルトガル統治下の中国文化の名残り。歴史を感じさせる風化感。美しき路地裏。曳かれる後ろ髪。シックスサマナ 第17号 片道一 ...

僕が世界で一番リラックスできる場所。郷里でも東京でもバリ島でもサイパンでもなく。もういい加減、澳門と東京の行き来は飽きたなぁと思っていても、この場で一杯呑むと五臓六腑にアルファー波が浸透していく感覚。帰りたいなぁ。そろそろwシックスサマナ 第16号 人生一度 ...

台湾は大好きな国だが、あまりに日本人と国民性が似かよっていて、台北の街中をさまよっていても日本の地方都市を歩いているかのような錯覚に陥るほど。コンビニやファースト・フードのチェーン店も日本と同じか日本の資本が入っていたり。テナント・ビル内で「無印良品」や ...

改めて見ると「澳門内港エリア」の夜の風景も「繁華」に見えるなぁ。シンガポールの「ゲイラン・ロード」を彷彿とさせるwまた久々(3ヶ月ぶり)に澳門で「ダラダラ」過ごしたいなぁ。適当に日々映画館に通って、旨い飯喰らって。LCCも就航したことだし。(隣町の「香港」に ...

 水坑尾街の雀仔園周辺の夜。何のことは無い、僕の澳門の定宿からメイン・ダイニングへの行き来 @ 2009w(今日はもう呑んだくれて寝ます。)シックスサマナ 第15号 俺の仕事は戦争屋 エリート兵士に転職しよう! [Kindle版]クーロン黒沢(著)、コイワカメラ(写真)SIXSAM ...

僕の澳門でのメイン・ダイニングである雀仔園の「大興麺家」でのミス・ショット。アジアしているなぁw シックスサマナ 第15号 俺の仕事は戦争屋 エリート兵士に転職しよう! [Kindle版]クーロン黒沢(著)、コイワカメラ(写真)SIXSAMANA2014-08-26 4TRAVEL B級グルメ HO ...

サブ・タイトルシリーズ・「夜呣街で」(2年に一回ほどの不定期投稿シリーズ)。何か、その佇まいがいつも気になる「夜呣街」。澳門の下町を散策していて、何の脈略も無く現れるこの佇まいは「奇異」で「奇妙」で「素敵」だ。澳門の内港エリアの路地裏の眺めで、一番のお気に ...

澳門内港エリア・ディープ路地裏を散策していて、初めて訪れたと思っていた「丁香園」。路地逆側の斜が「シケイン」のようになっていて、その先は「老人園」と言う名に変わる。初めて訪れたと思い、心躍らせて新発見に散策したけれど、今まで何度か行き来した路地裏。 それ ...

「粵劇」とは華南版の「京劇」。澳門内港エリアの下町の路地裏の一角で。シックスサマナ 第14号 プノンペン魔界ツアー [Kindle版]クーロン黒沢(著)、蔵前仁一(著)、コイワカメラ(写真)SIXSAMANA2014-07-024TRAVEL B級グルメ HONG・KONG MACAO macau TAIWAN とりあえず ...

今日はすでに泥酔中w日本で呑む酒もまぁまぁなのだが、海外で、特にこの場で呑む酒は何であんなに旨いのだろう。片言しか理解できない広東語のテレビ番組を横目に観ながら、時に一人で時に大人数で。東京も嫌いでは無いけれど「好き」とまでは言えないが、この街は素直に「 ...

詐欺師を詐欺した後の路地裏散策は格別 @ 上海。w何処に居ようが、僕の存在意義のある場所はやはり「路地裏」。きつくて厭らしい民族性の人々が住む街ながら、下町や路地裏の住人たちは地方出身者が多く、僕的には気分が良い!次訪時に宿泊するならこのエリアかな。ティー・セ ...

澳門の定宿を出て左手に回り込み「十月初五街」を、右手に「火船頭街」に架かる歩道橋を横目に見ながら「白眼塘横街」に向かう。 このまま進めば、昼間は観光客犇めく「福隆新街」へと続く。 通 ...

澳門の定宿の窓外に見える「通商新街」。 路地裏では無く「路地」。 「十月初五街」や「海辺新街」などがキレイに整備される中、放置されているのか、はたまた新たな土地開発のためなのか、 ...

こんな光景がチラホラと目に付く澳門市内。 観光客にとっては「観光や撮影」「御土産ゲット」のためにはマストな福隆新街でさえこれだよ。 澳門の浮かれたバブル景気も少しは落ち着きを見せ始 ...

下環街市の昨今。 このエリアに不似合いな「広場」になったけど、澳門政庁の最終目的は何なのだろう。 猫の目のように変わるだろうなぁ。 多分。w ...

マカオ内港エリアの下町「下環街」の路地裏で見かけたワンコ。 恭しくスクーターにお座りして、ご主人様の帰りを待っているのかな。 ここまでご主人様と「ニケツ」で来たのかな。 僕は圧倒的に「犬派」だ。 ...

何十年もマカオの内港に鎮座しているかのような印象を受ける「ソフィテル・ポンテ16」だが、2006年当時はまだ工事が始まったばかりだった。 当時は内港の風景も昔然としていて、ローカルのみが行き来するバリバリの下町だった。 今も「下環街」を中心にした下町風情は ...

マカオの路地裏を散策するにしても、やはり定宿近辺をうろつく機会が多くなるのは必然。 「マカオの下町情緒を色濃く残す」と言えば聞こえが良いが、要は「開発されていない」ってことだよな。 ...

↑このページのトップヘ