コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ

カテゴリ: フロム・4TRAVEL

農暦正月に台北に在す1990/01/28 - 1990/01/31何のことは無く、たまたま行った日が旧正月だっただけ。森林路に沿って1キロメートル位に仕掛けた爆竹や打ち上げ花火の連続乱射。その脇で刺身をつまみに紹興酒をあおる夜な夜な。西門街は、若者で埋もれ...何やらハリウッド ...

函館滞在時のランチの定番2009/08/11 - 2009/08/19僕にとってのランチの選択肢のトリニティーは牛丼・カレー・ラーメンなのはご存知。牛丼は「吉野家」以上も以下も無く、函館くんだりまで遠出してまで選択するまでも無い。カレーと言えば函館では「ラッキー・ピエロ」なのだ ...

2006年旧正月の議事亭前地2006/02 - 2006/02この議事亭前地は地元では「噴水池」と呼ばれている。その噴水池が噴水池で無くなる年末から旧正月明けまでの約3ヶ月弱。 噴水の上に張りぼてのクリスマス・ツリーやその後正月飾りが飾られる。それに合わせて周りの建物もイルミ ...

(画像は銀塩のフィルムスキャン、デジタル処理、再編集)GREEN BALI1990/09 - 1990/09東京に住んでると日々あまり自然を感じない。 街のいたるところに緑いっぱいの公園や星の数ほどの花屋があるにもかかわらず感じない。 それは全て人工(アーティフィシャル)なものだか ...

ナシ・ゴレン @ スンバルキマ(Sumberkima)2011/05/11 - 2011/05/19ギリマヌクからアメドに向かって出発して小一時間も走っていて、ふとまだ朝飯を喰らってない事に気付く。それ以前に今回バリ島に来てからまだ大好物の「ナシ・ゴレン(ネシアン・チャーハン)」を喰らって ...

豪雪の岩手路、岩手山とか姫神山とか和賀岳とか2008/01/08 - 2008/01/16高校時代に高総体の開会式のために訪れた以来なので、優に約30年ぶりの来盛。その当時は町並みを見つめる事も無く、そのせいか目の前に鎮座する岩手山の思い出も無い。思い出すと言うより初めて訪れる感 ...

フィリピン・ヴィサヤ・セブ 「シヌログのお姫様たち」(画像編)2016/01/10 - 2016/01/22フィリピン最大のお祭である「SINULOG FESTIVAL」最中のパレードや街中で見かけたお姫様たち。ハレの日のお姫様たち。皆可憐で美しい笑顔だ。 シックスサマナ 第38号 勝ち逃げ野郎 ...

北マリアナ・サイパン島一周ツーリング2013/03/01 - 2013/03/29サイパン島の南東エリアの「サン・ヴィチェンテ」や「パパゴ」と言う観光客に縁のないエリアの幹線道路。朝晩の通勤通学時間以外は閑散とした対向車も見かけないバイパスw南部のPIC 手前のビーチロード沿い。オ ...

香港ではイツモ重慶大廈2001/08/02 - 2001/08/03最近香港にはトランジットのみでお泊りはしていない。そのすぐ先にお楽しみのマカオや本土中国が待っているから。香港は日本に帰るフライト待ちの数時間のための時間つぶしのために利用するだけ。だから「チョンキン」でじゅう ...

マカオ南端へ!ビーチへ!1995/05 - 1995/05澳門の魅力はなんと言っても街のエキゾ加減。デモたまには街を離れて南国風情を味わうのもいいかも。マカオは本土中国に隣接する半島部の澳門と離島のタイパ、路環の3っつの地域でできている。その最南部、路環のそのまた南端にあ ...

マカオ在住フィリピン・コミュ二ティー1999/09/06 - 1999/09/09マカオのママの店の飲み仲間のフェアウェル・パーティー(ホーム・パーティー)に招待され、レミーマルタン抱えて参加した。僅かでは在るけどマカオにも水坑尾街の周りにフィリピン・コミュ二ティーがあり、香港 ...

「里」コミュ二ティー2003/02/14 - 2003/02/17歴史ある中国の街には「里」と名付けられる居住形式がある。横丁とか裏路地長屋のように親族や同郷出身者で作られるコミュ二ティーみたいなもの。有名なのは北京の「胡同」や客家の「土楼」。「里」はその縮小版のようなもの。毎 ...

温泉のある駅かはたまた駅のある温泉か2007/01/15 - 2007/01/15岩手の実家で、暇つぶしのために読んでいた座右の書「全国安い宿」(http://blog.livedoor.jp/pikepipi/archives/50647994.html)。その中の東北地方の地図を見ていて気になる駅名を発見。その名は「ほっとゆだ ...

ソウル路地裏KGB1990/07 - 1990/08その昔「迷い込む(LOST)」をテーマに旅してた事があった。 地図を持たずにわざと路地に迷い込みそこでネタを見出す、そんな旅だ。 金が無く時間だけはある、そんな若い頃の贅沢な海外旅行を使った暇つぶしである。 そんな遊びにソウルの ...

中国香港 「尖沙咀東(尖東)の日常」2014/11/10 - 2014/11/13今年初めに初めて過ごした「尖沙咀東(尖東)」。世界中からの観光客やビジネス客でごった返す尖沙咀に比べて「裕福そうなローカル」が行き来する尖東は、僕には「アカデミック」で「ソフィスティケート」された ...

旅の空 @ カンボジア・シェムリアップ 「アンコール・ワット遺跡群 アンコール・ワット(Angkor Wat)中央祠堂から眺める周辺の空2013/04/04 - 2013/04/20アンコール・ワット中央祠堂往時は王のみ入ることが許されたアンコール・ワット中央祠堂は第三回廊の中心。ヒンドゥー ...

早朝マカオの街角で2004/07/26 - 2004/07/30朝3時位まで飲んだくれていてもドウシテダカ6時頃には目が覚めてしまう。そんな時はデジカメ持って街に出る。GPO。仁慈堂わきの坂道。聖オウガスチィン教会の広場。サンマーロー。セントポール寺院のファザードは今回修理中。セ ...

足掛け2年越しの先週の続きw 静寂な雪景色を見るだけの旅正月に帰省した際、2〜3日もすると何もすることが無く暇だったので新幹線とローカル線を乗り継いで秋田まで行ってみた。実家の(岩手県の)隣にありながら生まれてこの方いった事が無く、せっかく東北地方に来たの ...

15年前の2007年から2008年にかけての年末年始。僕は生家に帰省していた。その時の画像を探していたら数枚しかなく、そんなはずは無いと思いながらも当時のメモリースティックかSD カードから見つけるのも手間なので4TRAVELの僕の当時のブログから引用w画像が多いので年末と ...

先週の続き。 地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)・MIDNIGHT TILL DAWNそうこうして、昼間に街中を散策した時に目星を付けていた「MEI MEI CAFE」でシンプルなトマト&ガーリックのパスタと赤ワインをいただいた。ガーリックを多めにしてもらった ...

地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)・MIDNIGHT TILL DAWN景洪(ジンホン)は大都市で大体の食は揃っている。ハンバーガーのチェーン店もあるしイタリアンが食べれる店もある。辺境の街で少数民族だらけの町を旅するために西双版納に来たのに、彼ら身に纏わ ...

先週の続き。  地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)・建物とか無機物とか本当にお世話になった西双版納唯一のバーガー・チェーン「DICOS(徳克士)」。でも、パティはチキンのみです。イスラム教徒やヒンズー教徒でもO.K.。って言うかそれが販売戦略か。カレー丼や照り焼 ...

地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)・建物とか無機物とか西双版納タイ族自治州の州都でもある景洪(ジンホン)。大都市でありながら街中の目抜き通りには椰子の街路樹が植えられ、その下を少数民族の人々が闊歩する南国風情の色濃い街だ。昆明ほど漢民族度は高くなく、かと言 ...

地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)・一期一会亜熱帯に位置する景洪(ジンホン)は年間を通して昼間は30℃以上になる事が多いが、高地にあるため朝・晩は吐く息が見えるほど寒い。また太陽が照る昼間でも日陰に入るとひんやりとして過ごしやすい。路上で一日のほとんどを過 ...

西双版納画像回顧録 「打洛(ダーロウ)中心部雑感」(徹底画像編・APR., 2007)「打洛(ダーロウ)」は西双版納西南のミャンマーと国境を接する「国境街」の町。しかしながら長年この両国国境は閉ざされたままで、往時の中央への「宝石貿易」の中継地点だった名残だけがある ...

地を這う旅 〜 打洛(ダールオ)・打洛B級宿KGBガイド・ブックなどでは3〜4軒程の宿泊施設しか無い様に書かれる事が多い打洛(ダールオ)の街。実際には国境の街として、また国境観光の街としての受け皿は大きく、公式に国境が開いていない今供給は過多でそこそこのホテル ...

地を這う旅 〜 打洛(ダールオ)・打洛雑感(鎮中散策)打洛(ダールオ)は雲南省南西の辺境にあり、中国人とミャンマー人以外は訪れる人も少なく、国境が開いていない今、実際には両国民もあまり訪れはしていない。必然ガイド・ブックやネット上でも、画像や情報も少なく ...

地を這う旅・2007 〜 打洛(ダールオ)・打洛総合農貿市場で「その街を知るにはまずその街の市場へ行け」と良く言われる。僕自身もそう思うし、打洛のような辺境の小さな街では市場のほかには小さな個人商店以外に買い物をする場所が無いのでそれは特に顕著だ。どんな人た ...

地を這う旅 2007 〜 打洛(ダールオ)・打洛河のほとり、街道のむこう中国南西の端。 どん詰まりの本当の辺境。目と鼻の先はミャンマー。「貧」としか例えようの無い街。だが、活気だけはあった。公式の国境である「打洛(ダールオ)口岸」は現在開かれてはいないものの、 ...

地を這う旅 〜 勐混(モンフン)・勐混B級宿KGB情報が無い!もしくは錯綜。日本を出る前に読んだガイド・ブックに書かれていた内容には、この街にはまともに泊まれる宿は皆無とのこと。(一軒しか無いと書かれていた物もある。)サンデー・マーケットを見るには前日に ...

地を這う旅 〜 勐混(モンフン)・勐混雑感(農道で、そして子供達)西双版納最大とも言われるサンデー・マーケットが開かれる事で有名な勐混(モンフン)の街はマーケット以外は見所も特に無い。街の西側を山々に囲われ、他の三方は見渡す限りの畑だ。カメラ抱えて街をう ...

 地を這う旅 〜 勐混(モンフン)の朝市にて・色の氾濫西双版納最大規模とも言われるサンデー・マーケットが行われる事で有名な勐混(モンフン)。交通機関の発達や高速道路などのインフラの発展によりその規模は実際には噂ほどではない。今やこの地域一の大都市勐海(モン ...

地を這う旅 〜 勐混(モンフン)・路上にて西双版納最大規模と言われるサンデー・マーケットに日程を合わせ前乗りで訪問した勐混(モンフン)。これまでに訪れたどの街より小さく農村と言う言葉がぴったりな街だった。少数民族色は色濃いどころか少数民族の人しか目にしな ...

地を這う旅 〜 勐混(モンフン)・白塔へ続く道西双版納にはたくさんの仏教寺院、仏閣、仏塔などがある。それらは本来地元の人々のために建てられたものなのだが今やその多くが観光資源としての側面をもつ。有名なのは曼飛龍(マンフェイロン)村にある曼飛龍仏塔や景真山 ...

地を這う旅 〜 勐海(モンハイ)勐罕(モンハン)から景洪(ジンホン)でバスを乗り換え、サンデー・マーケットで有名な勐混(モンフン)へ向かう途中で寄り道した街「勐海(モンハイ)」。西双版納西側に位置する、勐海県の県都だけあり景洪並みの大都市だ。街の至るとこ ...

景哈(ジンハー)・瀾滄江(メコン川)の向こう勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ))と、瀾滄江(メコン川)を挟んだ南側に位置する景哈(ジンハー)。勐罕からは片道1元の渡し舟で行き来する事ができる。景哈はその南側にある回長、搭亥、戈牛や、ミャンマーとの国境貿 ...

勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ))・傍にいて世話をやいてくれた人達何も期待せずにこの街を訪れた。旅の一番重要なファクターは人との出会いだと思っている。でもそれはそのほとんどが一期一会で終わってしまう事が多い。僕が旅人だからだ。そんな条件をクリアしなが ...

地を這う旅 〜 勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ))・西双版納傣族園概観元々は勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ))東側の瀾滄江と龍得湖に挟まれた五つのタイ族の村と、その周辺に点在する小乗仏教寺院を囲んだだけの即席テーマ・パーク。しかしながらパーク内に ...

地を這う旅 〜 勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ))の市場にて・少数民族の人々この街を例えるフレーズで「橄攬壩(ガンランバ)に行かなければ西双版納に行った事にはならない」と言われるほどの風情がある街。街の南側を瀾滄江(メコン川)が流れ、東側には龍得湖、北 ...

地を這う旅 〜 磨憨(モーハン)広州を出発してから一度も宿を取らず60時間程をかけてやっとの事到着した「磨憨(モーハン)」。ここはラオスとの国境を接する街でもある。90年代後半に中国〜ラオス間の大型車両用の通行路が出来たのがきっかけで第三国人にも開かれた ...

地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)→ 勐腊(モンラー)→ 磨憨(モーハン)景洪(ジンホン)から勐腊(モンラー)まで約6時間。 勐腊でミニ・バスに乗り換え更に1時間半。やっとの事で一番の目的地「磨憨(モーハン)」に着く。この旅全体で、この区間が一番辛かった。  ...

地を這う旅 〜 昆明(クンミン)→ 景洪(ジンホン)この旅の最初の目的地である磨憨(モーハン)へは広州を出発してから車中泊のみで一度も宿に泊まらず一気通貫した。広州から昆明までの26時間の列車の旅の後、数時間の休憩の後10時間のバス旅。まるで「ウルルン滞在 ...

地を這う旅 〜 広州→昆明(クンミン) (雲南省内)中国の鉄道は、ひたすらに川沿いを走っていく。川沿いに街や交通の要所があるためだがその街街は鉄道が引かれた後に栄えたのではなく鉄道が引かれるより前に船を交通手段として川を中心に街が成り立った名残だろう。雲 ...

地を這う旅 〜 広州→昆明(クンミン) (貴州省内)広州・広西では泥土にバナナ畑が広がる風景が貴州に入るとラテライトに菜の花畑の広がる風景に変わる。僕らの乗った列車は広州の「田林」駅を出てからは貴州省の南西を翳めるかのように一気に雲南省との境界の街「興義 ...

地を這う旅 〜 広州 → 昆明(クンミン) (広西壮族自治区内)広州から昆明に向かう列車が広西壮族自治区を通るのは往路も復路も夜中だ。中国は軍事上の機密のため詳細な地図を作成しないと言われているが、この自治区にも何かしらの軍事施設でも在るのだろうか。 なんて ...

地を這う旅 〜 広州 → 昆明(クンミン) (鉄路移動・広東省内)放送された当時から「電波少年」の猿岩石のヒッチ・ハイクの旅にあこがれていた。放送当時僕はもうすでに家庭を持っていてサラリー・マンだったため番組のような旅はできるはずも無かった。それから10何 ...

越秀公園と中山記念堂昆明に向かうために訪れた広州だが希望のチケットが取れなかったため予定に無い3日間をここで過ごすことになった。行き当たりばったりで訪れたためガイドブックなし、地図なし、予備知識なしの状態。久しぶりに手探りの旅を楽しんだ。色々と見た中でも ...

地を這う旅 2007 〜 広州今まで何度も中国を訪れてはいるものの珠海デルタエリアから出た事が無かった。今回は陸路で雲南に向かうためのチケット確保のために滞在を余儀なくされたためだ。初めての「リアル・チャイナ」。 香港(ホンコン)、澳門(マカオ)、珠海(チューハ ...