コイワカメラの「世界の路地裏で(または女たち)」

旅先で出会う変わった事物や、または女たち。 それに纏わるショート・ストーリーズ。(画像はクリックして大きくして見て下さい。)

カテゴリ: 雲南

世界の安宿で・中国雲南省昆明 「茶花賓館」2010年05月24日 00:01昆明にあるこの宿。昆明を中心に中国の華西地方(西南地方)を旅する人や、昆明でストップ・オーバーしてラオス・ベトナム・ビルマなどに向かう旅行者には有名な宿だ。1階にラオスの領事館や旅行会社、チケッ ...

Live in China 「昆明駅前の安宿で」2010年02月16日 08:24前夜20時頃に西双版納の景洪を出発した長距離寝台バスは高速道を8時間かけてひた走り、翌早朝4時半頃昆明駅南口側に到着しては眠気まなこの乗客を容赦なく放出する。 とりあえず荷を降ろして仮眠できる場所を確 ...

世界の安宿で・中国雲南省昆明 「昆湖飯店」2009年11月04日 00:01雲南省の首府である昆明は結構な辺境の地にありながらも「宿泊」に関しては厳格に中央(北京)の政策に忠実で、未だ外国人との「隔離政策」を守っているホテルが多い。駅前のそこそこ便利そうなホテルにチェッ ...

世界の安宿で・「南站賓館」@中国雲南省西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州景洪2009年05月11日 00:01 広東省の広州から宿をとらずに鉄道・寝台バスと乗り継いで、雲南省西双版納タイ族自治州の首府である景洪に着いたのは早朝の4時過ぎ。かかった時間は40時間ほど。こ ...

「世界の安宿で」中国・打洛(ダールオ)『華霞賓館』2008年11月14日 00:01国内でも国外でも旅先では何故か眠りが浅い。誰しもそうであろうが、我が家の、自分の匂いが微かにする、寝なれた自分のベッドで眠りに付く事が一番だろう。しかし旅に出る。それが自分で望んだライ ...

13年前の2010年の今日。僕は中国雲南省の西双版納にいた。マカオに長期滞在中で定宿の値段がそろそろ旧正月プライスになるとスタッフに告げられてはエクスカーションの移動開始。隣町の珠海のアパートでしばらく過ごしては長距離バスで福建省へ。そこから台湾領の金門島で ...

地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)・宿を一つ二つ訪問前、この街は下北沢のような街だと思っていた。実際に行ってみると渋谷のような大都市だった。中国の、辺境の、この辺りまで来ると絶対的に訪問者は少なく情報も少ない。「地球の歩き方」はマジで「地球の迷い方」だし「 ...

先週の続き。 地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)・MIDNIGHT TILL DAWNそうこうして、昼間に街中を散策した時に目星を付けていた「MEI MEI CAFE」でシンプルなトマト&ガーリックのパスタと赤ワインをいただいた。ガーリックを多めにしてもらった ...

地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)・MIDNIGHT TILL DAWN景洪(ジンホン)は大都市で大体の食は揃っている。ハンバーガーのチェーン店もあるしイタリアンが食べれる店もある。辺境の街で少数民族だらけの町を旅するために西双版納に来たのに、彼ら身に纏わ ...

「世界の安宿で」 海燕旅館・昆明・雲南省・中国2008年06月11日 00:32雲南省の首府である昆明の中心街の路地裏にあった「旅館」。この近くで雲南名物の「初めての米線」を食べた時に見つけた安宿。「米線屋」の向かい側に看板が掲げられていて、何やら引き付けられる「感じ ...

勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ))・西双版納傣族園・傣族民族舞踊園内で行なわれる「溌水節(水掛け祭り)」までの時間を潰すために見に来たタイ族舞踊。元来少数民族の素の暮らしや姿には興味があったが、このような観光客向けにショウ・アップされた物には食指が動 ...

地を這う旅 〜 勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ))・西双版納傣族園・溌水節 水掛け祭りの習慣は仏教の潅仏会から来る物なのか東南アジアの仏教国では正月に行なわれ、ソンクラーン、シンジャン、ホーリーと国によって呼び名はそれぞれだが行なう意味は「ハッピー・ ...

地を這う旅 〜 瀾滄江(メコン川)瀾滄江は中国・西蔵自治区を源流に持つ大河で、言わずもがなメコン川の中国名。東南アジア・フリークにとってこの「メコン」と言うフレーズは何か特別な響きを持っている言葉だ。「メコン」と言う言葉に対して崇拝に近いものがある。タイ ...

地を這う旅 〜 景洪(ジンホン)→ 勐腊(モンラー)→ 磨憨(モーハン)景洪(ジンホン)から勐腊(モンラー)まで約6時間。 勐腊でミニ・バスに乗り換え更に1時間半。やっとの事で一番の目的地「磨憨(モーハン)」に着く。この旅全体で、この区間が一番辛かった。  ...

地を這う旅 〜 昆明(クンミン)→ 景洪(ジンホン)この旅の最初の目的地である磨憨(モーハン)へは広州を出発してから車中泊のみで一度も宿に泊まらず一気通貫した。広州から昆明までの26時間の列車の旅の後、数時間の休憩の後10時間のバス旅。まるで「ウルルン滞在 ...

西双版納(シーサンパンナ) エリアでの長期滞在を終えてアジトのあるマカオへ戻る途中の雲南省の首府・昆明滞在。長距離列車のスリーパー・シートのチケット確保以外は特に用事のない昆明。今眺めると何を撮りたかったのか分からない画像がたくさん。多分辺境から大都会のこ ...

中国雲南省の首府・昆明市中心部。昆明駅前の北京路東側にある中国国内からの観光客向けおみやげ物店が密集したモールのような場所。雲南省の特産物は宝石だが、それらは専用の市場で扱われ、宝石以外の特産物はここ「印象城」で扱われる。雲南各地の少数民族の民族衣装が陳 ...

初めての西双版納滞在からマカオへ戻る途中の雲南省の首府・昆明市。人口800万人をゆうに越える辺境の大都市は近年になってようやく開発が始まり、街中中心部は新しい建物が大通り沿いに連なり、その裏手にはまだ下町風情が残る。安宿街や風俗街、バックパッカー・エリアのよ ...

初めて西双版納へ訪れ早朝の4時過ぎにバスターミナルに到着しては何もすることが出来ずにただ街中を散策する到着日。休憩できそうな宿を探したり朝飯を食らったりしては南北に位置するいくつかのバスターミナルを行き来して最終目的地の勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ) ...

西双版納にバスで向かう前の出発待ち10時間の間に見かけすごした昆明の街中。宿を取って一休みしようかとしたけど駅前の数ヶ所の宿に「外国人はダメ」と断られては飯屋やターミナルで待ち。まだ中国本土の辺境には「非開放地域」があったころの話で、宿も人民専用ってのが結 ...

僕の一番の高飛び候補の西双版納(シーサンパンナ)に向かうには必ずや経由しなければならない雲南省の首府「昆明(クンミン)」。 少数民族の宝庫である雲南省の首府らしく、いろいろな民族が街中を闊歩し市場で買い物をする。ビルマとの陸路国境が閉ざされていても街 ...

中国雲南省の南端辺境の少数民族自治区「西双版納(シーサンパンナ)」のこれまた辺境にある「西双版納タイ族園」で毎日数回行われる「民族舞踊」の踊り子たち。 今現在になっては入植してきた漢民族との同化も多々見るけれど、辺境地域に至っては未だ少数民族度合いが ...

春の日差しがさし始める初春に近づく時期に新興発展した街の中で日を浴びると、気分は雲南省の首府「昆明(クンミン)」にいるかのような錯覚に陥ってはまた「西双版納(シーサンパンナ、シップソンバンナ)」に行きたくなる。 広州から鉄道で向かうその途中には春の菜 ...

中国沿岸部から雲南省へ向かう際の玄関口の町「羅平(ルォピン)」。春に広東省から内陸部に鉄道移動をする際の車窓には初め「バナナ畑」が見られ、カルストの地域に入ると「ラベンダー畑」、その奥には「菜の花畑」と移り変わる。下車してゆっくりと絶景を探すのも良いけれ ...

西双版納(シーサンパンナ)へ空路で向かおうが陸路で向かおうが、必ずやストップオーバーしなければならない「昆明(クンミン)」の街。西双版納を有する「雲南省」の首府でもあるので各種手続きやチケットの手配に便利だし、なんと言っても大都市なので何かと便利w首府と ...

前回の続き。 昆明駅前の「雲南印象城」と言う名のモールへの入り口広場に並ぶ露店のお土産店と駅前目抜き通りの朝の自転車群。雲南省全土の少数民族の物産や周辺諸国のお土産や特産物が居並ぶ露店の店舗群。外国人観光客など入る由も無く、ここにいる全員が中国人観光客。近 ...

僕の高飛び候補ナンバーワンの「西双版納(シーサンパンナ)」へ赴くために必ずや経由しなければならない雲南省の首府「昆明」の街。 開発途中の雑多な大都会で基本的には好みの街ではないけれど、省都なので猥雑ながらも便利は便利なので滞在もするし飽きることの無 ...

「西双版納・民族衣装の女性達」 2010年12月19日 00:01  中国の、雲南の、西双版納の、「モンハン(ガンランバ)」や「モンフン」の、街中や市場で、ただなんとなく。少数民族の女性がお洒落をして市場に買い物に赴く様は、あたかも東京の女性達がお洒落をして銀座に買い ...

ど深夜の2時過ぎに「昆明国際空港」に到着して、事前に調べては「(有料の)仮眠所」がある筈だった2階のユーティリティー・エリアに向うと、目に映ったのは「仮眠所らしきの残骸」w次の目的地である「香港」に向うための乗り継ぎに、この空港内で5時間弱過ごすために按摩と ...

本来は太陽暦4月ごろの、仏教的には「潅仏会」とか「シンジャン」の時期に行われる「潑水節(水掛祭)」はここ西双版納傣族園(シーサンパンナ・タイ族園、橄攬壩(ガンランバ・橄榄坝))では観光客向けに毎日行われる。午後のランチ時が結構過ぎた時間に行われ、この潑水節 ...

西双版納傣族園(橄攬壩(ガンランバ・橄榄坝))を奥へ進み、撥水節や民族舞踊が行われる園の中心ほどにある「曼乍村」。前回のエントリーでネタにした村同様、中国の少数民族であるタイ(傣)族の村々には必ずや仏教寺院が用意されている。村の名前を冠した名前の寺院がメ ...

数日前から「Google Drive」さんが勝手にどこかに僕自身がストレージした画像を探して来ては同期しまくっている。今日などは大容量画像のアップロードの是非を伺って来ては、O.K.すると共に数千枚の画像をアップし始める始末wただでさえ数十万枚もあるストレージ画像にまた ...

 香港から昆明までは飛び立ってしまえば2時間弱のフライト。この旅は全行程がほぼLCC での旅なので、むしろ機内でいちいち起こされたり喰らいたくもないまずい飯を目の前に出されたりしないので快適っちゃぁ快適。途中の空港内や到着した場所で好きなものを喰らった方が美味 ...

長年慣れ親しんだ「勐罕の定宿」とも言える国超賓館の老朽化と、オーナー家族の「劉家」の人たちの姿が無いのも加味して、一泊だけした後近所の「マシな」宿に移動した。そのひとつがこの「金縁酒店」だ。国超賓館とは目と鼻の先に位置し、勐罕の目抜き通りである「179県道」 ...

ほぼ7年ぶりの中国・雲南省滞在は、こちらも7年ぶりの「国超賓館」。初めて利用したのは2007年の旧正月時期で、2度目は2010年の旧正月。今回は3度目の利用だ。初めて利用した2007年当時はまだ建設途中で、全てがピカピカの新しさだったけれど、さすがにそれから10年も経とう ...

昨年の西双版納滞在は都内からほぼ空路のみで赴いたので首府である「景洪(ジンホン)」にはバスへの乗換えのみで利用したのみで滞在も探索もしていない。勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ・橄榄坝))滞在がそこそこあったので、その間に訪問しても良いものなのに赴かな ...

 今、中華圏は旧正月の真っ最中で、昨日(28日)が元日で今日日曜日の休日の振り替えが31日の火曜日にあり、今月いっぱい旧正月のイベントで持ち切りだ。本土中国の各サイトやCCTVも「旧正月のイベント」ネタばかりだ。この時期に中華圏の観光地や有名な街に旅行に赴いた方 ...

ここ数日自分自身に覇気がなく、何となく「五月病」的な雰囲気。とりあえず何もしたくないので、今いじっている画像をネタに。.........................................................................................................昨年9月に、ほぼ7年ぶりに訪れた雲 ...

中国雲南省の東端。貴州省や広西壮族自治区と隣り合う場所に「羅平県」がある。大都市が周辺に全く無い辺境の地だが春先になると世界中から多くの好事家たちが集まっては、朝靄の中に360度広がる菜の花畑の風景を眺め・画像に収める。このエリアの油菜の作付け面積は5万5千ヘ ...

中国の旧正月前後の公共交通機関のチケット確保が困難なのは既知で、一番人気の「硬臥(B寝台)」が取れなければ未経験の「軟臥(A寝台)」もしくは「高包(特A寝台)」も良いなぁなどと考えながら向った昆明駅。駅前の広場には旧正月期間中前後のチケット販売用の特別ブース ...

休憩場所用にしていた宿を夜8 時発の長距離バスの出発に合わせてチト早めに「退房(チェック・アウト)」する。景洪(ジンホン)の農貿市場周辺から、街の北側にある景洪バス・ターミナルへゆっくりと街中を散策・撮影しながら向う。この冬は華西も華南も異常気象で熱帯・亜 ...

2010年当時、西双版納唯一のバーガー系ファスト・フード・チェーンの「徳克士(DICO'S)」。首府・景洪にはビルマ系のイスラム教徒も多くいるため、モスレムの禁忌食である豚・牛をパテには出来ないので、肉類は全て鶏肉を使用したバーガー・ショップだが、ライスものメニュ ...

勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ・橄榄坝))との行ったり来たりを繰り返したり、仮眠をとったりしながらも、数時間のバスの出発待ち数時間の待機滞在ながらも結構いろんな場所をうろついたり、結構な枚数の画像を撮ったりしているのは3年ぶりの訪問で懐かしかったし、往 ...

モンハンの宿から出発する際のゴタゴタを済ませて、荷物だけ預けていた景洪市内の宿に戻りチェック・インし直し。この時の滞在から3年前の2007年に飯を食らった店の店頭に宿の看板が掲げられていたのを思い出し訪れた景洪農貿市場わきの飯屋。空き部屋があるか問うと「有(あ ...

ほぼリアル・タイムで書いたと思われるエントリー。あせる気持ちと裏腹に、思いがけない再会に嬉々としてる僕自身。雲南の辺境集落での一こま。..................................................................................................................一杯の ...

旧正月前後を長々何もするでもなく、宿のオーナー・ファミリーやスタッフたちと呑むか打つかしながら過ごした勐罕(モンハン)での日々を繰り上げ帰路に就こうと思ったのは、そろそろ中国国内の旧正月前後のエクソダス(民族大移動)も落ち着いたろうと思えたある日。 長ら ...

この時の訪問時、寄宿している宿のスタッフやオーナー家族と過ごす時間が楽しくて、この町最大の観光ポイントである「西双版納傣族園」には訪問しなかった。それに今年9月に再々訪したこともあるし、僕の「高飛び候補NO.1の地」と言う事もありネタにする事も多いのでこのコン ...

2010年にこの地(勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ・橄榄坝))を訪れた後、徒然に印象を書き連ねたエントリー数編。............................................................................................................................橄攬壩(ガンランバ ...

やっとこの旅の最終目的地である「勐罕(モンハン・橄攬壩(ガンランバ・橄榄坝))」に到着して定宿に荷を降ろしたのは朝の7時半頃。とりあえずカメラだけ持っては3年ぶりの勐罕の中心部を漫ろ歩く。この町の見どころは市場と、橄攬壩(ガンランバ・橄榄坝)と呼ばれる少数 ...

中国は日本の25倍の国土を持ちながら時間帯と言うものが無く、国土全土が北京時間で動いている。ゆえに「雲の南」と揶揄されるほどの辺境である、北京から3200km も南西に離れた西双版納(シーサンパンナ)も北京時間で動いているため朝7時を過ぎても日が昇らない時期がある ...