広西チワン（壮）族自治区 : コイワカメラの「世界の路地裏で（または女たち）」

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このブログでは「広西」とか「広西省」と記される事の多い「広西チワン族自治区」。

まぁ、その昔は実際に「広西省」と呼ばれていた時代もあるし、今だお隣の「広東省」と併せて「両広」と呼ばれてもいるのでなまじ間違いではない。

その「広西」は、「維持北京・発展上海・放置広東」と中央政府に言わしめるほどの独自の経済的発展と言語・生活習慣の独自性を持って中国一進歩的な省である広東に接していながら（桂林・南寧など名の知れた都市があるものの）今ひとつ垢抜けない省（自治区）だ。

まぁ、住民のほとんどが中国最大の少数民族であるチワン（壮）族であることもその要因だろうが、それを言ったら広東省は「広東人の省」と言われることと変わりはなくなるからなぁ。ｗ

南西部はベトナムと国境を接してインドシナ各国との重要な接点でもあるし、南部は「北海」に面して、海の幸も省の特産だし、もちろん山味も豊富だ。

棚田で有名な眺めの場所も省内にたくさん点在する。

桂林を語るまでも無く、省内のほとんどが「華南カルスト（世界遺産）」の風景だ。

長い歴史の中で「越人」や他の民族と混血し続けた結果の「キレイな小姐」も多い。