シリーズ・マッチ　「詩季」 : コイワカメラの「世界の路地裏で（または女たち）」

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その昔は街中のいたるところに存在した「喫茶店」や「コーヒー・ショップ（アムステルダム式ではなく日本式なｗ）」。

まだ禁煙と言う風潮など無く、店それぞれの「豆の選択」や「ミル方法」、「湯の温度」から「カップの選択」などなど、それぞれにしのぎを削ってそれなりの数の店舗が存在したけれど、近年の大手カフェ・チェーンの代等や土地代や人件費の高騰によって減少の一途だよなぁ。

今のカフェは「禁煙」だったり「分煙」されていたりと、喫煙者にとっては街中同然に肩身が狭い。

僕らが若い頃は、一杯のコーヒーで数本のタバコを燻らせては何時間も居座ったものだった。

店側も客の事情に干渉することも無く、当たり前のように喫煙場所としての機能に答えていた。

そんな喫煙客に答えるがごとく店内にタバコを用意していて、店内でそのタバコを購入するたびに店オリジナルの広告が印刷された（オシャレなｗ）マッチを付けて渡してくれたものだ。

このシリーズは30年ほど前のコレクションなので、その店の多くは閉店しているか事業形態を変えていると思うが、もし未だに営業していたり、またはその店を利用した事がある方は思い出を共有しましょう。