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先日中国映画の「唐山大地震」を観た。

20億円以上をつぎ込んで製作したこの映画は「新中国映画史上最高の興行収入、及び最高人気を得たことを一般的に認められる」らしいが、まぁ中国人が好きそうな内容の映画だったなぁ。

制作費のほとんどを開始30分の間に展開する「地震シーン」で使ってしまったのか、その後の「ヒューマンタッチ」なストーリー展開は「起・承・転・結」の間の2項目が欠落したかの様な内容。

観賞代金の高い日本で金を払って観る気はしないなぁ。

影唐山~1唐山大~1





















しかしながら、1970年代から現代までの近代中国の歴史を踏まえた市井の暮らしや生活様式・当時の街並みの再現などは一見に値する。

また、歳を重ねる毎に「いい女」になっていく張静初も必見だなぁ。ｗ

静初-6~1























真面目に僕的にこの映画の「テーゼ」を勘ぐると、「同胞」「時間の共有」かな。


（もっと真面目に言うと、この映画自体が中国共産党のプロパガンダ映画だと言うこと。ｗ）


ちなみにスポンサーは「剣南春」「BMW」「ルイ・ヴィトン」「アップル（iPone）」。

（中国式共産主義と西洋式資本主義の象徴の迎合コラボだな。）

結構随所で鼻に付きます。ｗ

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