理想的なセナド広場（議事亭前地・噴水池） : コイワカメラの「世界の路地裏で（または女たち）」

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何かしらの行事がある度に、地元で呼ばれている別称の「噴水池」が見えなくなるほどの装飾が付されるマカオ観光の中心である「セナド広場（議事亭前地）」。

それ以外にもステージが組まれて「野外コンサート」が開かれたり、色んなデモンストレーションが行なわれたり、イルミネーションで埋め尽くされたり。

まぁ、市の中心部であると共に観光の中心部でもあるから、しょうがないと言ったらしょうがない。

初めてマカオを訪れる観光客は「シンプルな」「南欧風の」風景を期待してこの地に赴くのだろうが、実際に来て見るとゴテゴテした中華風のハリボテを目にしてがっかりする人もいるだろう。

でもそんな風景も僕に言わせれば、その時期に一度しか目にすることの出来ない「レアな」セナド広場の風景なのだけれどね。

（毎年毎年、似たような物だけれどね。　しかしながら去年と今年の旧正月の装飾は「使いまわし」と思えるほど変化が無く、干支の動物だけ替えただけのようなものだった。）

本来は「教皇境界線地球儀」の周りに噴水があり、それを中心にカルサーダスに敷き詰められた広場が延び、その広場を囲むように歴史的な建物が軒を並べる風景だ。