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中国広西の憑祥とベトナムのドンダン間の旧中・越国境線上にある旧関門である「友誼関」。

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「友誼関」を英訳すると「フレンドシップ・ゲート」になるのだろうが、両国の近代史の中で実際に友好的な時期は21世紀になってのここ最近の間だけで、ベトナム戦争後には自ら「中越戦争」も引き起こしている。

しかしながら、両国の関係が良好化していくのが、中国が「改革開放」を謳い、ベトナムが「ドイ・モイ(刷新)」と言う開放路線を進めて、社会主義国家である両国の経済(のみ)が資本主義路線的安定を収めてからと言うのも何かの皮肉のようだよな。


この「友誼関」はベトナム戦争が会戦されるまでは実際の国境線上にあったのだろうが、戦争の結果を経て今現在の国境線はここから500メートルほどベトナム側に奥まった場所にあり、その間の領土は2000年に確定したものだ。

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ベトナムが中国側の主張に「妥協」した形で確定したものらしく、ベトナムではこの国境確定に関して報道はされなかったそうだ。

そんな微妙な状況は未だ継続しているらしく、中国側では何の問題もなかった国境線の写真撮影だが、ベトナム側では警備兵に制止された。

 (また、ベトナムへの入国の際、2007年からページ順に余白を埋めるかのように使用してきたパスポートの増刷部分の最終ベージにスタンプを押され、その後の各国での出入国の際、毎回全ページをチェックされ、面倒くさいったらありゃしねぇ。w)

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でも、このエリアは山水画を彷彿とさせるカルストの風景が背後に広がり、辺境ならではの絶景を眺められる。

また、中国側の出入国管理官は若く、中国の田舎特有のノリのいい女の子が多く、本来パスポート・コントロールでは写真撮影は禁止されているのだが、どうしても画像に収めたくて「隠し撮り」した結果がこれだ。

(本仮屋ユイカ似で可愛かったんだけどなぁ。)

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「以前国境の関門だった建物」と「実際の国境」がある以外は、取り立てて見るものも無く、観光客など数えるほどしかいない。

観光客向けの施設も、友誼関の裏の建物に一軒お土産屋があり、友誼関の前の広場に一軒カフェまがいの露天があるのみなので、それで十分な観光客しか来ないのだろう。


でも、その閑散とした雰囲気は「辺境マニア」にはたまらないものだったぜ。w