昆明から景洪までの道のりを3年前にバスで行き来した時は12時間前後かかった。
現在、この区間は高速道が開通しているが、途中整備区間があり一般道を通らなければならない区間がある事を知り、通常なら8時間くらいで着いてしまうのだろうが10時間から12時間はかかるだろうとふんで、昆明を夕方5時発のバスに乗り込んだら（やたら食事停車やトイレ休憩が多いながらも）10時間で景洪に着いた。
早朝3時をちょっと過ぎたくらいにバス・ターミナルに着いたところで、僕の最終目的地であるモンハン（ガンランバ）に向かうバスの始発は6時過ぎから。
って言うか、ほぼ満席状態で乗車していた僕以外の乗客たちは蜘蛛の子を散らすかのように景洪の闇の中に消え、ターミナルに残されたのは僕のみ。
待っていましたとばかりに寄ってくる5〜6人のタクシー運転手を横目にバスの始発までの3時間をターミナル併設の「交通飯店」で休憩でもしようかと思いきや、フロントには誰もいない。
しょうがなくターミナル前で客待ちしているタクシーの運転手達と、「どこから来た」とか「日本製はいい!」とか「景洪の小姐情報」とかを互いにタバコを勧めあいながら喋っていると、昆明から乗ってきたバスが到着した「景洪バス・ターミナル」は中・長距離専用ターミナルで、近郊を行き来しているバスはここから1キロほど離れた「版納バス・ターミナル」からしか出発しない事を聞き、まだ真夜中風情の景洪の街中を「版納バス・ターミナル」へ向かう。
朝5時過ぎてもまばらな客足の「景洪バス・ターミナル」に比べ、「版納バス・ターミナル」は既に売店も開き、結構な数の乗客が待合室で出発の準備をしていた。
まだ出発まで時間があるので、「朝ラー（売店で売っているカップ麺だけど）」しちゃおうかと思ったけれど、1時間後にはガンランバの市場でクラッシュ・トマトと豆板醤をぶち込んだ「チリ・トマト」風味の米線が食べられる事に思いを馳せて我慢した。ｗ
そんなこんなで6時ちょっと過ぎに景洪を出たガンランバ行きの始発のマイクロ・バスは40分程度で目的地に着いたが、宿を取り一服して市場に向かった8時を過ぎても、あの広大な中国全土を北京時間で統一しているこの地にあっては、まだ外は早朝の暗さがあった。
「思えば遠くへ来たもんだ」と感じる時間だ。
現在、この区間は高速道が開通しているが、途中整備区間があり一般道を通らなければならない区間がある事を知り、通常なら8時間くらいで着いてしまうのだろうが10時間から12時間はかかるだろうとふんで、昆明を夕方5時発のバスに乗り込んだら（やたら食事停車やトイレ休憩が多いながらも）10時間で景洪に着いた。
早朝3時をちょっと過ぎたくらいにバス・ターミナルに着いたところで、僕の最終目的地であるモンハン（ガンランバ）に向かうバスの始発は6時過ぎから。
って言うか、ほぼ満席状態で乗車していた僕以外の乗客たちは蜘蛛の子を散らすかのように景洪の闇の中に消え、ターミナルに残されたのは僕のみ。
待っていましたとばかりに寄ってくる5〜6人のタクシー運転手を横目にバスの始発までの3時間をターミナル併設の「交通飯店」で休憩でもしようかと思いきや、フロントには誰もいない。
しょうがなくターミナル前で客待ちしているタクシーの運転手達と、「どこから来た」とか「日本製はいい!」とか「景洪の小姐情報」とかを互いにタバコを勧めあいながら喋っていると、昆明から乗ってきたバスが到着した「景洪バス・ターミナル」は中・長距離専用ターミナルで、近郊を行き来しているバスはここから1キロほど離れた「版納バス・ターミナル」からしか出発しない事を聞き、まだ真夜中風情の景洪の街中を「版納バス・ターミナル」へ向かう。
朝5時過ぎてもまばらな客足の「景洪バス・ターミナル」に比べ、「版納バス・ターミナル」は既に売店も開き、結構な数の乗客が待合室で出発の準備をしていた。
まだ出発まで時間があるので、「朝ラー（売店で売っているカップ麺だけど）」しちゃおうかと思ったけれど、1時間後にはガンランバの市場でクラッシュ・トマトと豆板醤をぶち込んだ「チリ・トマト」風味の米線が食べられる事に思いを馳せて我慢した。ｗ
そんなこんなで6時ちょっと過ぎに景洪を出たガンランバ行きの始発のマイクロ・バスは40分程度で目的地に着いたが、宿を取り一服して市場に向かった8時を過ぎても、あの広大な中国全土を北京時間で統一しているこの地にあっては、まだ外は早朝の暗さがあった。
「思えば遠くへ来たもんだ」と感じる時間だ。
コメント
コメント一覧 (3)
運ちゃんしかいないし、さあどうしたものか、ってところでしょうか。私も何度も経験がありますが、
そんな夜中のターミナルの雰囲気がよく伝わる写真ですね。待合室にポツンと座っている時の、
ああ、また旅に出てきたんだなあ、という感覚が大好きです。
>>1&2
辺境に赴くには「ツアー」と言う手段があるので、チャレンジ精神で個人旅行してしまい、独り取り残される経験をする事は精神衛生上良いことではないにせよ、自分の「経験値」の様なものを高めるには結果的にはプラスなのかも。
最近は「迷う」とか「取り残される」とか、旅している上での「孤独」さえにも何も感じなくなっている「感情の鈍感さ」か「慣れ」のような状態にある自我に刹那の自覚があります。
はたしてこのような「場数」は必要なのか否か。
考える度、面倒くさく思うので、今日は寝ます。ｗ