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バイクでのツーリング旅が一番好きだが、その次に鉄道を利用する旅が好きだ。

日本国内は基本的に狭いし、新幹線などの「チョッパヤ」な列車も走っているので長距離列車とか寝台車などはほとんどない。

日本の26倍の面積を有する(多分w)中国本土は、鉄道と言えば(10時間以上の)長距離になるのは当たり前で中には40時間以上かかる行程さえある。


それでも中国の鉄道には寝台車もあるし、食堂車もあるし、いつでも熱いお湯がお茶やカップラのために用意されてるし、トイレや洗面所もそこそこ服務員が綺麗に保ってくれようとするし、車内販売も充実してるし、停車駅での車外販売には御当地感があるし........

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先月昆明から広州に戻る時に長距離列車を利用した。

時刻表では24時間の行程だが、3年前に利用したときは貨物列車とのすれ違いのための停車が何度かあり、実際には26時間以上かかった行程だ。

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今回は15分遅れで到着したので、まぁ中国的には「定時」の到着だったのだろう。


そんな中国の列車の寝台車には「軟臥」と言うA級寝台(クッションの効いたベッドの4人用のコンパートメント)と「硬臥」と言うB級寝台車(硬めのベッドの6人用の蚕部屋・通路側にドアは無い・間仕切りがある車両もある)の2種類あるが(それ以外にも「高包」と言う一人もしくは二人用の高級コンパートメント車両も存在するが激稀)、僕は周りの乗客の様子が垣間見れる「硬臥」が好きだ。

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3段ベッドが向かい合うように仕切られた硬臥は「下鋪(下段)」の運賃が高く、「中鋪(中段)」「上鋪(上段)」と上に行き次第運賃が安くなる。

ようは「登る」と言う面倒くささから来る運賃設定なのだろうが(逆に上段に上ってくる人などいないのでプライバシーが保てると言う利点もある)多くの時間下段はみんなが座るのでプライバシーが保てないと言う難点もある。


「軟臥」も「硬臥」も同乗する乗客によって旅の印象が違ってくるが、今回は広東人の4人家族と僕と昆明・広州間を行き来する「運び屋」の6人で、何かすごく「アット・ホーミー」な印象だった。

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運び屋のおばちゃんとは積極的に会話はしなかったが、広東人の家族は僕とほぼ同じ年齢のパパとママと10歳ほどの双子の女の子達。

パパがカメラ・マニアで(キャノンのデジ・イチにTAMRONのレンズを装着)シャングリラ(香格里拉)帰りと言う事もあり会話が弾み、彼らはシャングリラの写真を、僕はガンランバやホンコン・マカオ・アモイの写真を見せあい、毎度のように僕は子供達の写真を撮ってはPIVIで印刷してあげたりして、それを見た周りの乗客たちが俺も俺もと......


以前この路線を利用した時、僕以外の5人は雲南省の奥地から出てきたような少数民族のファミリーで、普通話(標準中国語)があまり話せなく、かつ訛っていると言うファミリーで、会話は成り立たないし共有する「文化」の様なものが一切無い感じで、広州までの26時間をほぼ寝るか通路の椅子で写真を撮って過ごした事があった。



中国の鉄道硬臥旅は確かに快適で楽しいが、それをより快適に過ごすためには同乗者の存在が至極重要だ。


(たまには女子大生とかO.L.5人組を同乗者にして中国の鉄道硬臥旅をしてみたいものだ。)




ちなみに今回の旅で同乗した広東人ファミリーは広州の2つ前の駅が目的駅らしく、上鋪(上段)でゴロゴロしていた僕にわざわざ双子の子供達が登ってきて「サヨナラ!(日本語で!)」を言いに来たのはうれしかったなぁ。

(僕も車両の通路の窓際に立って見送ったぞ。)


(ちなみに中国では列車を「火車」と言う。)