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インドネシアはバリ島のアメッドで宿泊した宿で出会ったベルギー人女性と、宿のレストランでお互いの｢バリ旅報告｣をし合った。

僕はクタからバイクで5〜6時間かけてこの地に来た事を話すと、彼女は自転車で同じ行程を丸一日（早朝から晩まで）かけて来たと知らされる。


自転車とバイクではその速度の差は2〜3倍で、ゆえに自転車をこぎながら目にする光景はバイクの2〜3倍か。


そんな彼女のサジェストで、アメッドからクタへの帰り道は、来た時の｢西回り｣とは逆の｢東回り｣で帰った。

ベルギー人女性のリポートでは、道の起伏は激しいけれどその周りに展開する｢景色｣はマーべラス！との事でそのコースをクタに向かう。

最高時速20km程の自転車ならいざ知らず、常時時速60〜80kmで飛ばす身にとっては｢スーサイダル・テンデンシー｣意外の何物でもなかった。

バリ島JULY 2009 321







この画像は崖っぷちから撮った物で、目前の景色は何百メートルものがけの下なのだ。


実際にバイクを飛ばしているときは何も感じないが、その光景を思い出しながら寝付く瞬間に｢トラウマ｣になるかのように恐怖感がこみ上げてきて眠れ無いほどだった。


それでもその光景は、今となってはその当時の恐怖心に勝る程の｢絶景｣だったけれどね。ｗ



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