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崗陵街(荒字巷)








マカオでも、そこそこ生活にゆとりのある人たちが多く住む雀仔園街市近辺。
 
普通の観光客はまず皆無の「マカオ色」の色濃いエリアでもある。

カジノや世界遺産などとは無縁の、飾らない普段着のマカオがここにはある。

そんな裏路地が、碁盤の目のように張り巡らされた中に崗陵街(荒字巷)はある。

何の特色も無いこの通りを、僕は今まで何百回行き来したことか。

ここには僕のマカオ詣での、原点がある。



崗陵街(荒字巷)1








初マカオは、ロイヤル・ホテルに泊まったので、その前にあるバスコ・ダ・ガマ公園を中心に南側に位置するこのエリアをよくうろついた。

観光客を寄せ付けない、何の変哲もない街並みだが、街全体を覆う東南アジア特有のカビ臭さに、線香の匂いが相まって、夏休みに田舎のオバーちゃんの家に居るかのような胎児回帰的な強烈な印象を受けた。

この遠く離れたマカオで。

まさに「IN UTERO」だった。


崗陵街(荒字巷)2










早朝から昼にかけて、この通りは雀仔園街市の市場外市場になり、季節により花市場通りになったり、果物市場どおりになったりと華やかな印象を受ける。


崗陵街(荒字巷)5








昼前あたりから街はゆっくりと動き出し、中華料理屋、タイ料理屋、美容室、雑貨屋と普通の街並みが広がる。


崗陵街(荒字巷)3








100メートルほどの急傾斜の坂道のみのこの通りには、昔ながらの建物も残され、世界遺産に登録された「鄭家旧家」と同年代頃に建てられたと思われる建築物もある。


崗陵街(荒字巷)4










何の変哲も無い通りだからこそ、より思い入れが強くなる、そんな場所がマカオにはたくさんある。

その一つであるこの通りのはす口から見るマカオの風景は、僕にとってはセナド広場やセント・ポール教会跡以上にマカオのランド・マークになっている。