先日2年ぶりに香港に宿をとった。前回のマカオ滞在時、余裕ぶっこいてホンコン行きのフェリーに乗ったら、霧のため一時間の遅れで、日本に帰る飛行機に乗り遅れそうになったため、今回は前乗りでホンコンに宿をとったわけだ。
金が無いわけでは無いのだが、通常香港でしている行動哲学から考察すると、どのように鑑みても、通常通り「チョンキン・マンション」内の宿になってしまう。
それは、格安でマッサージを受けれたり、飯屋の選択肢の多さだったり、低層階のインド・パキスタン料理だったりを考察しての結果だ。
それでもチョンキン・マンション内の定宿である「フォーチュネート・ゲストハウス」は避けたかったので、今回はAブロック4階にある「チョンキン・ハウス（重慶招待所）」を選択した。
ウォーク・インでネゴせずともシングルｗ/AC・PB/泊でHK$200（タリフはHK$250〜300）。
冷蔵庫の無い部屋だったが、TVは15チャンネルばっちり映り、ベッドはクイーンズ・サイズ。
プライベート・バスも、チョンキン特有の「一畳ほどのトイレにシャワー・ノズルが付いている」タイプではなく、シャワー・カーテンは付いてはいないが、はんなりとトイレ＆シャワー・ブースが分かれている2畳程の広さがあった。
部屋の清潔さも然る事ながら、施設全体がきっちりと管理されていて、日本に帰ってきてから調べたら、チョンキン・マンション内の数多ある宿泊施設で唯一「香港観光協会加盟」の宿だそうだ。外への出入りも、階段を辿って行けば3階の「チョンキン・エクスプレス」に出れるので、あのグランド・フロアーでの「エレベーター待ち」の無駄な時間を過ごす必要が無い。
ネタを考える上では、次回は違う宿に宿泊するのが面白そうだが、それを鑑みないなら、ここは香港での定宿として「キープ」だ。
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