このブログを始めた当初は、マカオを最終目的地にして旅行する日本人などは極少数で、ましてやマカオの「内港エリア」などをうろつく観光客などは皆無だった。そんな中、得意げに定宿の情報を、宿の名前入りで書き込んでいたものだが、昨今の「世界遺産ブーム」やら、日本からの直行便などの開設によってなのか、マカオでも「コアだった」夜の内港エリアでも、多くの日本人観光客を見かけるようになり、ここ一年ほどは、僕もマカオでの定宿の名前を出さないようにしてきた。
昔からの「マカオ・リピーター」やマカオでの「夜遊び」に精通した人達にとっては、「言わずもがな」な事実だが。
僕のマカオの定宿との付き合いも、十数年来の付き合いで、僕が通い始めた頃はまだベッド・メーク係りだったスタッフも、今やフロント担当の重鎮と成り、満室の時はしょうがないにしろ、空き部屋があるときなどは、なるべく角部屋にしてくれたり、小姐が営業する部屋から離してくれたりと気遣ってくれる。
今まで何百泊としている中で、バスタブの無い部屋を与えられた事は1〜2度しかないし、かの「407号室」も、満室なのに無理を言う、僕のわがままから「常設」になった気がしてならない。
まぁ、マカオ内港エリアにあって、新馬路沿いに位置するせいか、近辺に多数存在する他の安宿より、「営業する」小姐達にとっては好条件なのは理解できるが、この「定宿」だけが突出して値段が高くなってきたのには、このブログが加担している部分も有るのではないかと思っている。
僕自身も、いつ赴いても旧知の小姐達がいて、賓館のスタッフ達にも身内扱いされる「定宿」は、居心地の良い「アウェイ」だ。
ぬるま湯に浸かり過ぎた気がする。
次の渡澳から、宿を変えようと思っている。
何処にするかはすでに決めている。
もちろん小姐達がいる宿だ。
今よりディープなマカオの中へ。
そこでは日本人に出会うことも無いと思う。ｗ
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