ブログネタ：
マカオ潜入記 に参加中！
17b3cd3f.JPG夕方過ぎの「セナド広場」の傍らにたむろしているのは、その多くがフィリピン人で、その数も年々多くなっているのが現状でしょう。

男たちはレストランのウェイターやセキュリティー・ガードなどに従事し、女たちもウェイトレスやアーマーとなって働き、その中間が夜の商売、って所でしょうか。

多分TETSUさんがセナドで見たピーナのニュー・ハーフは、僕もじゃれ付かれて、話のついでにと彼女（彼？）の定宿の部屋まで見せてもらいました。

「福隆新街にある宿」と言えば分かるでしょうが、以前はフィリピン人などはいなく、年増の中国人小姐の御用達でした。（彼女たちも、今現在たくさんいますが。）

マカオでのフィリピン人の増加は、日本を含めた周辺国の国情を反映しているような気がします。

比較的入国しやすい「サイパン」は、働き口の絶対数が少なく、フィリピン人ながら真面目で敬虔なクリスチャンが多いせいか、風俗に従事する女性を蔑む傾向にあるのもその原因で、居場所が無いような気がします。

グアムは、アメリカの領土なので、おいそれと入国・長期滞在は難しいでしょう。

日本はここ近年、エンターテーナーのビザをなかなか発給しない状況ですし。

そこに入国・長期滞在できるマカオがあったのではないのでしょうか。

実際にセナドで出会ったニュー・ハーフのピーナ達は、全員が以前日本での就労経験があり、日本語が堪能でした。


日本では、ニュー・ハーフながら、確実に女性扱いされ、そこそこの「寮」に住み、出勤すれば、日に￥10000以上の稼ぎがあったのだろうが、「ビザ」の問題だけで、マカオの福隆新街のプライバシーもへったくれも無いようなシナ宿に泊まり、一回￥2000〜￥3000ほどで身を鬻ぎ、周りからは「人妖」と蔑まれる暮らしはつらい物があるだろうと思いましたよ。

まともな人間なら、どこの国だろうが問題なく（ハードルは多少あったとしても）入国・滞在できるのでしょうが、ニュー・ハーフではその「目的」や従事するべき「仕事」も限られるでしょうから。



タグ ：
#マカオ
#澳門
#風俗
#夜遊び
#世界遺産