バリ島を一週間かけて右往左往してきた。島内一周とかそんなレベルではなく、らせん状にぐるぐる遠回りしながら、バイクで回ってきた。
クタから始まり、サヌール→スコワティ→ギャニャール→バンジャランカン→クルンクン→サンパラン→ルンダン→スラット→シデメン→トゥボラ→タンクパニャール→イパ→ムンチャン→ブサキ→バンリ→タンパクシリン→ウブドゥ→デンパサール→クディリ→タナ・ロット→タバナン→クランビタン→クラティン→ティブビユ→クタ（一部【相当】割愛）。
地元で売っている地図にも載っていない街や、地図上に表記のない道を、朝9時位から夕方の4時頃まで走り続け、移動距離は一日100キロ以上だった筈。
見事なライス・テラスがあれば、その都度バイクを路肩に止めて写真を撮り、例祭に出くわしてはまたバイクを止め、写真を撮る日々。
あいにく雨季だったため、毎日必ず一度はスコールに出くわし、その都度「雨休憩」を路上の「ワルン」で1〜2時間ほど取らなくてはならなかった。
そこには純粋な「会話」があり、日本人など来もしないような片田舎の雑貨屋で、初めて会ったとは思えない「濃密な」交流が毎度行われ、僕にとっても、現地の人達にとっても、それぞれの人生に大きな「句読点」を打たれたかの様な気がする。
若い頃は暇があるたびに「バリ通い」していた。
それにはいつも「相棒」がいて、いつも「相棒」のために旅していた。
今回は初めての「バリ島一人旅」だったせいか、僕自身がバリ島で本当にしたいことをした気がする。
それでも、行く先々で勧められた魅惑的な街や、今回の旅で訪れた「再訪したい街」に、すぐにでも向いたいが、この熱がある程度冷めてからでもいいでしょう。
若い頃通い詰めた「クタ」や「レギャン」、「ウブドゥ」は今や向う必然性を失ったが、今回訪れ、その自然と一体化されたかの様な「シデメン」や「ティブビユ」は来年中にまた行く！
絶対に。
また、バイクで。
コメント
コメント一覧 (2)
こういった熱気、大事ですよね。
バリ島のルポ、待ってます。
たくさんの人が読んで狭い日本を飛び出して欲しいです。
バリ島に向うキャリアは、必然的に「キャセイ」。
結局はマカオから離れられないようですが。
バリには、またはまりそうな気がするので、来年のメインは「バリ島」の記事になるかも.......です。ｗ