先日、ご自身も旅行記ブログやアート関連のブログを持っている「ssj」さんからこんなコメントを頂いた。
Posted by ssj 2008年10月11日 14:04
コイワさんの旅行中の気分ってまさにlaid-backだと、お写真や文章からも伝わってきます
そして行き先、過ごし方などは「off da beaten pathだよなー」といつも拝見しながらニヤニヤしています
同列にして恐縮ですが、私もそんな感じの旅なので、
読んでいて（見ていて）すごーく感情移入します
と言うコメントだ。
僕自身、若い頃の旅傾向は「大都市」を目指し、L.A.やらニュー・ヨークやらソウルや台北、香港、シンガポールと世界地図を見ても、大きなしるしが付いているような街ばかり旅してきた。
それが何時の頃からなのか、「大都市」の機能や構造、またそこにいる人達のテンションの様な物が何処も同じように感じるようになり、数多訪れたアメリカ国内の大都市などは、今思い出してみても総てが「ゴッチャ」になるほどだ。
また元々、「海外に行ってまで日本人に会いたくない」と言う思いもあって、有名な観光地やリゾートに赴いても、街外れに宿を取り路地裏ばかり歩いている。
ここ近年の「辺境」傾向の旅と、今迄訪れたコアな街を合わせても「変人」とか「変わり者」「好事家」と言われてもしょうがないが、ポジティブに言えば「off the beaten path」になるのだろう。
この「off the beaten path」や「laid-back」「hideaway」「commune」などの言葉は元は音楽用語だったり、カウンター・カルチャーの中で生まれた言葉だったりで、一般的ではないが、音楽をこよなく愛す者にとっては、そのテーマが旅にリンクする事が多い。
何の関連も無いのだが、一人旅でバスに揺られたり、静かな街をうろついたりしていると何処からかテーマ曲のようにこの曲が聞こえてくる気がする。
「PARIS,TEXAS」SOUNDTRACK BY RY COODER
ちなみに、旅も人生も僕自身の共通テーマは「BORN TOO LOOSE」だ。
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