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バタム島の場末の食堂
アメリカの「都市伝説」の中に、「治安の悪い場所には、必ず旨いレストランがある」と言う言い伝えがある。

その大本は、ニュー・ヨークのハーレムや、アメリカ各都市に存在する「中華街」を想定しているのだろう。


そんな「都市伝説」を、他の国に当てはめて見ても、まんざら外れていない気がする。


海外でも、そのほとんどの時間を「治安の悪い街」や「治安の悪いエリア」とか、「治安状況が把握できない場所」で過ごす事の多い僕にとっては、その「都市伝説」を実践できる機会でもある。



インドネシアの「バタム島」の商業の中心部であるナゴヤやセイ・ジョドー地区は、暴動や宗教を異にする民族同士の小競り合いが絶えないエリアだが、その発端となる市場周辺には、見てくれは屋台に毛が生えた程度の食堂で、激旨まの料理が堪能できる場所が多々あるのは、前述の「都市伝説」を証明するかのようだ。

建設現場の排水が、流れる事も無く淀んでいる「ドブ」の様な場所に、掘っ立て小屋を建てただけのバラック仕立ての「レストラン」だが、そこで供されるインドネシア料理は総て「クラシック」だった。


バタム島滞在時、小腹がすくとこの場所に向かっていた記憶がある。


時にはこの場所で「ミー・バクソ」を食べて、隣接する市場で現地でのお気に入りのタバコである「ベントール」を数カートン買おうと、値段をネゴしている最中に暴動が発生して、刃渡り30〜40センチはあろうかと思われる「クリス」を振り回しながらこっちに向かう輩が10数人。

KIOSKの様な造りのタバコ屋のオヤジに促されるまま、商品そっちのけでそのKIOSK内に飛び込み、それを見計らってオヤジが店のシャッターを下ろし、密室の店内で外の喧騒を耳にしながらうっちゃった、なんてことは一度だけではない。

そんな「クレーマー」所の話ではない連中も食するのだから、やはり「治安の悪い場所のレストランは、レベルが高い」のだろう。w

バタム島の場末の食堂