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88ac29f3.jpg僕は基本的に、初めて訪れる街だろうが、その街の情報が無かろうが、事前に宿の予約などはせず、直接その場で宿を探す。

曲がりなりにも、そこそこの人数が「生活している」場所に、宿が無いわけは無いと言う、根拠の無い持論がある。

それが観光地となればなおさらで、宿無しの観光地などあるわけは無いのだ。


しかし、この九份。

人口が2500人強で、事前に宿をWEB上で探してみると、どうも1〜2軒しかない雰囲気が感じられ、初めて赴く街で「宿無し」はご勘弁と、珍しく日本から宿の予約をして赴いた。

実際に宿泊した宿は「九重町」と言う宿で、それはそれで満足したが、実際に九份の街をそぞろ歩くと、泊まってみたくなる様な外観やサーヴィスの宿が20〜30はゆうに見かけられた。

実際にこの街を訪れて感じたのは、ジモティー人口は確かに2500人ほどなのだろうが、この街を訪れる観光客はその3〜4倍程で、しかしながら足早に観光して日帰りで帰ってしまう観光客がほとんどで、多くの安宿が集客のために、バーゲン価格と異常なサーヴィスを掲げていたのが印象に残った。


風俗どころか呑み屋さえも無い街に、また赴くことがあるのかと問われると「家族旅行なら」と答えるだろうが、まさに「そんな街」だったのは否めない九份なのだった。