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ac2de5a4.jpgサウス・ブロンクスは友人が住んでいたため、よく地下鉄で訪れた。

マンハッタンを越えると地下鉄も地上を走るようになり、その駅々の治安も徐々に悪化していく気がする。


サウス・ブロンクスのとある駅は、例外なく最悪の治安状況にあり、駅舎は地上にありながら、駅舎の外はたくさんのホームレスに囲まれ、貧困の度合いの高さを体言していた。

銃を手にして屯するギャングよりはましだが、何をするでもなく「死者の様な視線」を向けてくる何十人もの黒人ホームレスの集団は、何とも無く「良い気分」ではない。

アメリカの貧困は、アジアで眼にする以上に悲惨で「これがディズニー・ランドを生んだ国」なのかと眼を覆いたくなる以上だ。

あまりにも悲壮感に追われていて、多くを語りたくないほどの思い出しかないが、そのメッカがこのサウス・ブロンクスなのだろう。

あまりにも有名になりすぎた「地下鉄の落書き」などはまだアーティスティックな部分もあるが、サウス・ブロンクスの駅下の落書きなどは「鬱屈したやり場の無い思いの、投げやりな表現方法」としか感じられなかった。

メッセージ性がアートのあるべき基本的な礎なら、これこそが本来の「アート」と言って構わないのだろうか。