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0daccc0a.jpg中国は雲南省の西双版名タイ族自治州の首府である景洪郊外に位置する勐罕(モンハン)は、タイ族の人々にはガンランバ(橄攬壩)と呼ばれている。

中国国内では、「ガンランバに行かなければ西双版納に行った事にならない。」と言われるほど辺境風情を色濃く残した街だ。

宿も安宿から、そこそこなホテルまで20軒ほどあるが、僕が懇意にした宿がこの宿だった。

西双版納自体が、中国国内では「特異」な場所で、漢民族が全体の人口の94%を超える中国にあって、雲南省全体の漢民族人口比は70%。
西双版納全体では30%と言われている。

それだけ少数民族度の高い西双版納では、中国にいる感じがせず、どこかの東南アジアの国にいるかのような錯覚に陥る。


そのような街にある宿も、その多くは「レイド・バック」と言う言葉が当てはまるかのような、「ゆるい」所が多く、何かにつけ居心地の良い思いをさせられた。



バス・トイレ付きのダブルの個室で一泊50元(日本円で750円)のこの宿の一番の「売り」は、そのアット・ホームさだろう。

ゲストが正しく家族になったかのように宿泊できる雰囲気は、ラグジュアリーなスーパー・ホテルでは醸し出せない、独特の「アトモスフィアー」を持っている。


オーナーの旦那が漢民族で、かみさんが少数民族。

住み込みのスタッフの多くは少数民族で、その「ざっかけない」雰囲気は、親しい親戚の家に泊まりに来たかのような気兼ねの無さがあった。



この街自体が「ゆるい」雰囲気を持った場所だったが、アメリカのソラナ・ビーチやバリ島のレビをほうふつとさせる「良い街」だ。

高飛びの場所としては最適で、また警視庁に追われることがあれば、この街も一つの候補としてキープしておこうと思っている。w