7404d2b8.jpg髪廊はよく「退廃床屋」と称される事が多いが、それは間違いだ。

確かに中国にありながら、店の前に赤・白・青の日本でも見慣れた回転式の「床屋」サインがあるが、日本や韓国のそれとは違い、基本的には「美容室」である。

正確に記すると、「フェイシャル・エステやマッサージ施設を兼ね備えた美容室」である。

その中には、あくまでまっとうな商売をメインにする「美容室」と、シモの世話までしてくれる「退廃美容室」の存在があるのは周知の事実だ。

その二つの違いを見極めるのは、「髪廊通い13年」の「髪廊マニア」と影で囁かれる僕自身にも難しく、その多くは「当たって砕けろ」の精神で挑んでいる。

中国・珠海に至っては、行きつけの髪廊が無いわけでは無いが(と言うより、珠海・洪北の髪廊は、そのほとんどを制覇したと言っても過言では無いが)、器が同じでも小姐のメンツが変わったり、老板が変わったりすると、そのシステム自体が変わったりするので、その都度確認を要する。

そのほかの中国の街でも、必ず髪廊は存在するが、器の外見とサービスは必ずしも一致せず、やはり「正」か「廃」かの判断は経験を要する。

こと珠海に於いては、路地に面しているのは「正」、路地裏にあるものは「廃」と判断しているが、例外が多く断言しきれないのが事実だ。

髪廊に於いての一番安いサービスは「洗頭」と呼ばれる「シャンプー」で、高くても10元(日本円で¥150)なので、その見極めが難しいときは「洗頭」をしてもらいながらサービスの有無を確認すると良い。

中国語が喋れないと、判断するのも至難の業だが、ハズレが続いても一時間近く汗ばんだ頭をシャンプーしてもらうとそれだけで「スッキリ」するはずだ。


(次回は、「按摩をリクエストして見極める方法」をお送りいたします。)