今年になって、僕の中では鬼門だった「国内旅行」に出張ながら行かせてもらっている。多くは名立たる観光地であるためか、夜の一人呑みの場所にも不自由していないが、それが毎日となるとさすがに飽きてきて、「たまにはゆっくりとホテルの部屋でYOU TUBEでも観ながら呑むか。」と言う日もある。
コンビニでつまみを調達する時もあるし、寿司屋で握りをテイク・アウトする時もある。
出張先では初日の内に、バーボンやらワインやら焼酎やらと、酒系は買い置きしてあるので、外でしこたま呑んで来ても、またホテルの自室で呑み直す事も日常ではある。
よくテレビの番組で秋葉原の特集などをすると、決まって「おでん缶」の話題になる。
秋葉原は僕にとって然したる用事のある場所じゃないし、「おでん缶」についてはテレビで観る情報程度しか無く、それまでは食べた事も手にした事も無かった。
しかし、ここ最近、行く先々の観光地では普通に街中の自販機で売られているのを見かけるし、この間宿泊した先のホテルでは夜食用なのかつまみ用なのか専用の自販機が用意されていて、「ブルータス、おまえもか！」と言う気分になった。
ついでなのでいろんな種類を買い込んで、自室でYOU TUBEを見ながらつまんで見たが、旨くも無いし不味くも無いという代物だった。
また食べるかと問われると、微妙なところだが、外でさんざん呑んだ後の腹ごなしなら、舌の感覚も麻痺していて「旨い」と感じるかも。
でも、狭いホテルの部屋でノーパソでYOU TUBEを観ながら、この「おでん缶」をつまみに呑んでいる光景を第三者的に眺めると、何だか物凄い引きこもりのオタッキーになった気分で、少しはアキバ系の気持ちが分ったような気が.....................
しませんでした。（やはり。）
（ちなみに北海道の観光地では、北海道名物のようにお土産屋で売られている「札幌らーめん缶」などだが、製造元は大分の会社なのはあまり知られていない。）
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