マカオの賓館はどこも24時間オープンしていて、いつでも利用可能だが、賓館小姐達の営業時間は基本的に午後1〜2時位から夜中の3〜4時くらいまで。彼女達は一日の半分を営業に費やすが、売れっ子でも一日に5〜6人をこなすのがMAXなので、実際の稼働時間は一日2時間がいいところだ。
それ以外は、日がなおしゃべりに興じたり、何かを食べたりと、賓館のロビー内でだらだらと一日を過ごす。
昼間などは、客が来ない事の方が多いので、そんな時間は田舎や他の賓館にいる同郷の友達に電話したりと、多くの時間を電話に割いている。
また日本同様SMS（短信）も盛んで、どこの国の女の子も一緒だなと思ってしまう。
またMP3内蔵の携帯で、どこぞでダウンロードした曲をフル・ボリュームで聞いたり、カラオケしたりしている。
一緒にロビーにいると、時にうるさすぎて引いてしまうほどだ。
籠の中の鳥の様な彼女達は、日々のストレスを発散する術もこの賓館内にしか無いのは分っているので、大目には見ているが。
それにしてもうるさい。
女子高の教室内は、こんなものなのだろうかと考えてしまうマカオの賓館のロビーなのである。
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