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「PENGINAPAN SAMBU」はインドネシアのリアウ州にあるサンブ島唯一の宿泊施設だ。

リアウ州とは言っても知名度は無いに等しいだろうが、「バタム島のある州」と言えば分かる人には分るはず。

そんな場所にある「サンブ島」は、バタム島のメイン・ポートであるスクパン港からサンパンをチャーターして15分程の沖合いにある、周囲2キロほどの小島だ。

島の3分の2程を石油用のコンビナート島として利用している、石油貯蔵島である。

住民もコンビナート関係の仕事に従事する人たちがそのほとんどで、それ以外は小さな商店街で働く人達のみだ。

そんな島へ来る観光客など皆無らしく、宿泊施設はこの宿のみで、僕が行った時も、コンビナート関係の人達が長期滞在している以外は観光客らしい人の姿は眼にしなかった。
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ビーチ沿いの通りから海側へ延びる「ボート・ハウス」の様な造りの宿だが、さすがに一階は南国特有の湿気が強く、僕には到底宿泊できる環境ではなかったが、エアコンの効いた2階の海側の部屋は、日差しも十分ながら窓からは港の風景が一望できて、今まで宿泊してきた安宿の中で一番の宿とも言えるほど居心地の良い宿だった。

2階のテラスからは、現地では幽霊島として有名な「マリアノ島」が目の前に見え、その右横にはこのエリア最大の島「ブラカン・パダン島」が鎮座し、島唯一のモスクのある小高い丘に登ると、かなたにバタム島やシンガポールが見渡せ、夜にはそれらから放たれるライトが良い眺めをかもし出すのだ。
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敬虔なモスレムの島に風俗などあるはずも無く、ましてや飲み屋さえも無いが、数軒あるパダン料理屋のおかずをつまみに、商店街で買ってきたビールをしこたま飲んだ夜に、丘に登って見渡す海の向こうには想像をかきたてられる光が点在している。

ただそれだけで、この島へ来て良かったと思うのだった。