ブログネタ
中国 に参加中!
漢民族の子供少数民族の子供







中国本土の農村における貧富の差は、近年その度合いを増している。

政治的に支配する側の漢民族は農村においても支配階級として優遇され、被支配の立場にある少数民族は中国国内の制度的には優遇されながらも、やはり被支配の枠は超えられていないのが現状だ。

それが顕著に垣間見られるのが、そのおのおのの子供達の置かれている状態にある。

中国雲南省西双版納モンフンは、西双版納では最大といわれる「サンデー・マーケット」が開かれることで有名で、とんでもない農村でありながらも、何十年も以前から対外的に開かれた、このエリアでは先進的な村だ。

漢民族の子供達は、親から与えられたのであろう「お小遣い」を手にしては、日々友人達とスナック菓子を買い食いしては、僕らのような外人に「ハロー!」と気軽に声をかけてくる。

道端で出会う小学校低学年ほどの子供達全員がそうであるのには、金銭的に裕福であるとともに、十分な教育も施されていることを物語っている。

片や同じ年代の少数民族の子供達は、市場に出店している親の商売の手伝いをしたり、親の市場での買い付けを、何時間も自家用トラックの荷台に座って待っていたりする光景をよく目にした。


サンデー・マーケットの日は、こんなこともあった。

朝も日が十分に上がらない内から写真を撮ろうと市場を徘徊していて、ふと腹が減っていたので、中国の市場ではありがちな「魚肉ソーセージのフライ」(一本1元=16円)を屋台の側で「不味い!」と言いながらも食べていると、タイ族の親子がその前に立ち止まり、子供が母親に「買っても言い?」と訊いている。

母親がうなずくとその女の子(小学校2〜3年生ほど)は、自分の肩がけの財布から一元払って一本のソーセージ・フライを買い求め、笑顔で食べ始めるのを母親が薄ら笑顔で見つめているのだ。

その背景には「少数民族の漢民族社会への迎合」だったり、「少数民族の封建的な社会の"教育"」だったり、「貧しさ」や「早期の社会参加」だったりと、外国人である僕らには本当のところはうかがい知れないが、何かを考えさせられる光景だった。

「豊かになれる者から、豊かになれ」と言った小平の言葉の続きには「それで全中華人民が豊かになった時にこそ、共産革命が成就するときである。」と言う言葉が続くのだろうが、それははたして何十年後になるのやら、ならぬのやら。









P何とか バナー