8facdf7f.jpgここ最近台湾ネタが多いが、書いて行くほどに思い出すと言う老化現象丸出しな状態なので、ご勘弁を。


九份での宿泊は、なんと僕らしくも無く事前に日本から予約を入れた。

それ以前は、台湾には台北市内しか訪れたことが無く、世界的に有名な観光地ではあるが、台北の郊外で、人口約2500人なんて情報を掴ませられ、ガイドブックに載っている宿情報も僅かしかない様な記述。

せっかく一週間ほどの時間をとって16年ぶりに台湾の、それも初めて訪れる街で「宿無し」は無しにしたかったからだ。

実際に行ってみたら、確かに九份在住の「ジモティー」は2500人くらいなのだろうが、優にその2〜3倍の観光客が日がな訪れているのに、僅かな数の宿泊施設しかないわけは無く、ホテル・旅館・民宿と、数えていくと僕の行動半径の中だけでも20〜30は目にしたはず。

そんな情報の錯綜があって、日本から予約していった宿が、写真の「九重町」だ。

安宿とは言いながら一泊1900台湾元(約¥6500)と、民宿の倍の値段だが、ホテル全体が「三丁目の夕日」のようなテーマで作られているホテル(旅館?)で、九份の街自体が同じような「レトロ感」で街自体をテーマ・パーク化して打ち出しているのに合わせた、いわば「デザイナーズ・旅館」のような造りだった。

オリジナル・グッズの販売などもしていて、なかなか商魂たくましいが、九份に在るほとんどのホテルや旅館・民宿が同じようなことをしているので、それは観光地ならではの宿命なのかと理解を示しておこう。

フロントにドッカと座って、日がなテレビを見ているオーナー・オヤジは(死んでいなければ)優に80才オーバーで、怪しい日本語を駆使して話しかけてくるが、それ以外のスタッフ達は20歳前後の若いオネーチャンなので結構居心地は良かった。

何があったわけではないのだが、もし次回九份を訪れることがあってもこの宿に宿泊するだろう。

(宿代は朝飯つきの価格で、この朝飯がまた旨いのだ。)