7df5ccaf.jpgサイパンでの滞在場所は、商業の中心部であるガラパンから程よく離れた住宅街の「イ・リザン」近辺にある。

いくら8割強の観光客が日本人であっても、中心部から離れるほどに、日本語通用率が低下していく。

ガラパンから15分程歩いたこの地では、日本語の通じる店は「にんにくや・グロット」か「カーサ・うらしま」ぐらいしかなく、これらの「レストラン」も、地元在住の日本人か、コアなダイバー御用達の感があり一見の客には利用し辛い気がする。

そんな中で半月近くも滞在を続けていると、「食」に対してのマンネリからしばしばガラパンまで散歩がてら出向くことになり、その道すがら「怪しい」店を多々見かけることになる。

2チャンネルの、「危ない海外」スレッドのサイパン板などで有名な、某カレー屋が経営しているらしいDVD屋が中心部のはずれにあり、違和感を異様にかもし出している。

近年のサイパンは、若い観光客をターゲットにしているらしき街造りに変わってきていて、以前は乱立していた「マッサージ・パーラー」や「エスコート・クラブ」が軒並み潰れ、またはより裏路地へシフトしていく中で、目抜き通りで未だ堂々と商売しているこのDVD屋は、この21世紀にあって、賞賛に値すると思う。

ネット全盛のこの時代に、エロDVDを海外で、危険を冒して(通関で)まで買う「人種」がいるのか?とも思うが、ここ最近はどっかのエセ・共産国家の奥地から訪れる輩も多いらしく、20〜30年前の日本の「農協ツアー」のように、「一世一代」の勢いでサイパンに来る人もいるらしいので、そんな人たちのために機能しているのかな、とも思うのである。


実はこのDVD屋や経営母体のカレー屋は、裏で(あからさまにではあるが)大陸小姐の斡旋をしていると言う噂が絶えない場所なのだ。

その検証は僕自身、未だ成らずだが、結果からいうと、その必要性が無いだけなのであって値段やシステムはすでに知っている。

地元の遊び人たちには有名な場所で、地元在住のフィリピン人連中と飲んだくれていると、悪口ながらにそのシステムを情報として語ってくれるためだ。


国家として成りたくても成り立てない、複雑な政治・経済背景と、同様にコミュニティーを形成する人種の複雑さから来る「疎外感」が、このような「社会」を作り出しているのかな?と、思うサイパンでの日々なのだ。


(特に感慨は無く、思い入れも無いのだが.......)