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c2b56167.jpg今日は取り急いだ用事がないので(でも決して暇なわけではない)、ゆっくりと真面目な話題でも書こうかと澳門日報を覗いていたら、こんな記事があった。

「吉林男女涉操控賣淫被捕」

本報消息】一名來自江蘇的少女疑被誘騙來澳賣淫,日前向治安警察局報案求助。警員在中區一酒店客房拘捕兩名涉案男女,在身上搜出七萬元現金及一偽造出入境印章,並揭發有人強迫少女吸毒以操控。案件交檢察院處理。

涉嫌操控賣淫者分別姓朱,男,三十餘歲;姓孟,女,二十歲,均持中國護照,來自吉林。案中女事主年約二十歲,來自江蘇。據警方透露,女事主前日到警局報案求助,聲稱被操控賣淫。其人上月中旬在江蘇認識朱姓男子,有人稱可安排到賭場工作,僅陪賭客耍樂,即可獲豐厚利潤。

至本月四日,女事主獲一偽造通行證,在朱某安排下乘船偸渡來澳。甫抵澳,女事主竟被安排到中區一酒店,強迫與孟女一同在房內賣淫。有人揚言女事主需支付十萬元“來澳費”予兩人,始準許離去,否則將不獲自由。為操控女事主,兩人強迫其服用毒品,每次賣淫所收取八百元“肉金”,均全數交予兩人。日前,女事主要求離去,即被搶去身上六千五百元現金及所持偽證。


と言う記事だが(面倒くさいので訳しません。 エキサイト翻訳ででも訳してみてください。)、注目すべき点が二つ。

一つは「酒店房內賣淫」の値段だ。

記事によるとMOP800と言う事は、この某酒店はリスボアで、この小姐はリスボア回遊魚だと言う事。

二つめは鶏頭らしき人物に、薬物投与によって仕事をやらされていた事だ。


今、マカオのみならず、中国本土でも薬物問題は重要な懸念事項になっていて、政府も解決に乗り出してはいるのだが、実際の規制や取締りは地方自治体任せになっていて、またそれぞれの自治体の足取りは揃わず、さほど成果は上げてはいないのが現状だ。

中国と言うとイメージ的に「アヘン」を吸ってるイメージだが、そんなのは50年以上前の話で、今現在中国で多く吸われている(打たれている)のはメタンフェタミン〜いわゆる覚醒剤〜が主流だ。

10年ほど前は香港でも多く語られた覚醒剤の問題だが、1990年代初頭に香港での一大在庫置き場だった「九龍城」が取り壊され、また香港政庁の長年の「反・吸毒」キャンペーンの占め括りに、香港においての最大の供給源だった14Kの龍頭・尹国駒(ブロークン・トゥース、または歯欠けの駒)が逮捕された事により、薬物供給の活動は珠江デルタにドーナツ化現象を起こさせている。

マカオにおいてはその多くが観光の拠点でもある「外港エリア」や本土との結びつきの深い「黒沙環」などで取引されているらしいし、4〜5年前は東亜酒店の前に夜な夜なプッシャーが立っていたこともある。

ここ近年のマカオの内港エリアは平和なもので、とんと薬の話を聞かない。

元々マカオにおいても覚醒剤の値段は、下町の人たちには到底手の届かない究極の「嗜好品」だからだ。

小姐に鶏頭が付くほど稼げる小姐もいないし、組織だって商売している小姐もいないのも、このエリアの薬物の需要のない要因だろう。

狭い狭いと言われるマカオにおいて、僅か400〜500メートル程の距離しか離れていない「内港エリア」と「外港エリア」だが、街並みや生活様式、またそこに存在する人間の種類さえ違うほどの格差が感じられる。

内港エリアから見たら外港エリアは、さながら香港の常識がはびこる香港の「飛び地」のような気さえするが、それもまたマカオの一部でもあるのだが。

僅かながらも開発の手が入りだした内港エリアが、外港エリアと同じ道をたどらないようにと、今日の新聞の一記事を見て思った次第だ。